BASQUIAT
March 16th, 2011 / 16:06 / Note

バスキアのすべて/ハーブ&ドロシー


少し前の話ですが、3/18(金)までKBCシネマで公開されている「バスキアのすべて」を観てきました。
バスキアの友人でもあるタムラ・デイビス監督による、ドキュメンタリー。

同じく彼の友人だったジュリアン・シュナーベル監督(「潜水服は蝶の夢を見る」の人)の
映画「BASQUIAT」が大好きで、今でも大切な作品の一つなので、果たして今回はどうなんだろう…
とドキドキしながら鑑賞しましたが、こちらも素晴しい作品でした。

監督が20年以上保管していた、バスキアが27才で亡くなる2年前に撮影されたインタビュー映像。
これを元に、その他の映像や友人達のインタビュー、当時のNYのアートシーンの紹介、
彼の愛した前衛ジャズ音楽を交えながら、彼の短い人生を追っていきます。

見る人が追いつけないぐらい(僕だけだったらどうしよう)の情報の洪水と、そこから立ち上がる
当時の空気感にお腹いっぱいになりますが、こうして背景を知った上で合間に挟まれる
バスキアの作品が素晴らしすぎて、「とにかく、すごい!」とただただ感動するのみでした。

普段はあまり「天才」みたいな言葉は使わないようにしているのですが、インタビュー映像で、
一つ一つの質問に慎重に答える彼の様子を見て、今、自分の前には天才が映っているぞ…と、
自分で何を書いているのか分からなくなってきましたが、とにかくびっくりしました。

バスキア?ああ、あの気持ち悪くて陰気臭い絵かあ…と思っている人は、
一度観ていただくとすっかり洗脳されてファンになれると思うので、ぜひぜひ。
ちなみに男女2人で行くと2,000円で見られる「カップル割引」の対象になってますよー。



こちらも18日までKBCシネマで公開中の「ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人」。
内容は予告編の通りで、自分の価値観をしっかり持って行動する人は本当に素敵に見えます。
テーマ、編集の面白さ共に「バスキアの〜」を観た後だと少し薄味すぎる気もするのですが、
それぞれの人生が反映されているようで、あえて比べてみるのも面白いかも。
(この二人も、コレクターではあるけどやっていることはアーティスト的だと思いました)
エンドロールの映像が可愛かったなー。例によって「カップル割引」もあるので、良かったら。

こんな素敵な人達のことを知った上で自分のことを考えると、まったく何をやっているんだ…
と落ち込んだりもしますが、少しずつ良くなって行こうと思います。少しずつ。


【おまけ】
↑去年の新婚旅行で行った、チューリッヒ駅近くに貼られていたポスター。
この展示に行けなかったのが本当に残念すぎる…
そして海外のポスターってなんでこんなにシンプルなんでしょうね。

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