FUKUOKA HASH-UP CONFERENCEに参加しました。

001 先日お知らせしていた、文化系サイト「ドネルモ」さんによる3/13の「FUKUOKA HASH-UP CONFERENCE」。
開催直前に起こった震災のため、参加費は義援金とする形で開催されました。
会場は川端商店街近くのリノベーションビル「冷泉荘」。普通のマンションに
お店のフラッグが並ぶ、この感じが好きなんですよー。

002 会場はこの中にある「2コ1多目的スペース」。これまで別々に存在していた2つの部屋を
1つにして、イベントスペースにされています。1日4,000円〜とリーズナブルなので
何かの機会に借りてみたいかも…(けっこう広いです)。

003 スペースの端にある障子を開けると和室「博多よりあい床」が。
ここ、以前はオーダースーツ屋さんが入っていて、僕はお仕事用のスーツをオーダーしたことがあります。
自分のMHLのパンツを持って行って「これと同じ形にしてください」、ジャケットは
ラフシモンズのコレクション写真を切り抜いて行ったりと、無茶なお願いをしっかり仕上げて
いただきました。オーナーさん、今はどこにいらっしゃるのか…。

004 イベントは前半後半の2部構成で、前半はゲストのそれぞれの活動について
ドネルモ代表の山内さんたちが質問していくという形で始まりました。
以下の内容、自分の記憶が頼りなので、間違っていたらすみません…(ご指摘頂ければ直しますので!)。

【同人イベント】河合雅弘さん(NPO法人「Project Arbalest」代表理事)

有志による資金で行われている、同人誌の販売イベント。これを支えるためのNPOを作られているのが河合さんです。
Webがあればそれぞれが自由に発表を行えるから、地方のイベントってどうなのかな?と思っていたのですが、
メインユーザーが中高生の女子であることから、自分のPCを持っている人が少なかったり、
東京のイベントに参加するには交通費が…みたいな問題もあり、
地方の受け皿としての・交流の場として求められているそうです。
福岡の都市部では東京から大型のイベントが来ることも多いので、河合さんはもっと地方を中心に
活動されているとのこと。最近はこうした文化を使って街ににぎわいを…みたいな企画も
行われているそうで、勉強になりました。

【デザイン】三迫太郎(グラフィック/WEBデザイナー)

僕は自分のお仕事の内容や、周りで起こりつつある、いわゆる「デザイナー」は
必要なくなるんじゃないか、という問題について。
ソフトウェアの発達、ブログなどに見られる高機能な無料テンプレートや超低価格のサービスによって、
これまで自分がやってきたような仕事は少しずつ無くなっていって、これからはこうしたものを
「どう使うか?」という、「運用のデザイン」が求められるはず…。
みたいなことを普段から考えているのですが、自分の中で全然まとまっていなくて
ちゃんと話が出来ていたかは怪しいです…。

【音楽イベント】魚住太郎さん(「デルタポップ」主宰)

タロウつながりの魚住さんは、ロックDJからアニソンDJに転向した方で、
4年前に始めたデルタポップは恐らく福岡初のアニメ音楽イベント。
ほぼ同じ時期に東京・秋葉原でも同様のイベントが始まったそうで、先駆者なんですね。
アニメ系クラブイベント、今では福岡だけでも20近くが開催されていて、最初は1箇所に集まっていた
お客さんも細分化していて、成熟した場所になりつつあるようです。

【不動産プロデュース】貞國秀幸さん(コヤマコンセプト/基地プロジェクト プロデューサー)

南区の井尻にある「スタジオアパートメントKICHI」をプロデュースされている貞國さん。
イギリス(だったかな?)で不動産事情をリサーチしていて、日本でも同じような形のアパートが作れないか…
というのがきっかけで生まれたこの場所は、マンションに音楽スタジオ、練習室が付いた
「アーティストのためのマンション」。共用スペースやラウンジを設け、入居者同士が顔を合わせる空間を
意図的に準備しているそうです。また、この場所で音楽イベントなども行っているとのこと。
ここ、前から気になっていたので機会があれば見学してみたいと思いました。

【ラジオ番組制作】住本大輔さん(「天神エフエム」ディレクター)

FM局に勤める住本さんには、ラジオの世界に入るきっかけや、最近のラジオ事情のお話を。
急速に広まっているポッドキャストやUSTREAMなどの個人メディアについては
まだまだこちらの方が先輩、と、余裕を持って接していらっしゃるようでした。
確かに聴いてる人の層が全然違いそうですし、まだまだ棲み分けが続きそうだなあと思いました。
ラジオ、久しぶりに訊いてみようかしら…。

【不動産金融業】平岡大典さん(福岡リアルティ

「不動産金融業」という言葉は初めて聞いたのですが、投資家などから集めた資金で
不動産を購入し、運営にも関わることで発展させ、投資家に還元する…というのが
主なお仕事で、平岡さんの会社では「キャナルシティ博多」が主な物件なんだそうです。
以前、少しだけお仕事で関わったことがあったのですが、こうした仕組みは全く知らなかったので
勉強になりました。キャナルさん自体は当初の「ここでしか体験できないことを!」的なコンセプトから、
今では福岡エリアの「ハブ」になろうとしているようで、これからの動きにも注目したいです。

005 後半はゲスト、参加者で車座(輪になって向かい合う)の形で、それぞれジャンルや活動に対する問題意識を、
お互いに共有し、放談することを目的とした「HASH-UP(=ごちゃまぜ)会議」。
ここでも活発に会話が行われ、現状のさまざまな問題や、解決策の提案が行われました。
例えば河合さんの同人支援活動と、貞國さんの不動産プロデュースを組み合わせて
「青山同人会アパート」(!)の構想が生まれたりと、これからは単体のアイデアではなく
2つ、3つの要素が組み合わさることで新しいものが生まれるのでは…と、前半後半合わせて
3時間の内容でしたが、体感時間はあっという間でした。

006 終了後は、近くのホテルの地下にあるアイリッシュパブ「HAKATA HARP」で懇親会。
ここに来たのは3回目なんですけど、ドラクエの酒場みたいな雰囲気があり(小学生の発想…)、
好きな場所です。ギネスビール&ホクホクのフィッシュ&チップスも美味しいし。
※浦沢直樹の影響で、テンションの上がる食べ物なんです。

最初はどんな内容になるか不安もあったのですが、終わってみればとても刺激的な内容で
とっても楽しい時間を楽しませていただきました。本当にありがとうございました。
ここで知り合えた方々とも、何か面白そうなことが出来そうです。楽しみ!

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