iPhoneゲームレビュー「ファイナルファンタジータクティクス 獅子戦争」

※ネタバレを含みますので、気になる方はすぐに戻るボタンを!
※分かる人向けの内容ですので、興味がない方はすみません…。

1997年にプレイステーション用に発売されていた、FFTこと「ファイナルファンタジータクティクス」。
当時は友人から借りてプレイしていたのですが、不浄王キュクレイン(中ボス)戦の直前でセーブしてしまい、
詰んでしまってリタイアした因縁のゲームです。

それから14年後の2011年8月、PSP版の移植という形でiPhoneで遊べるようになるとは…!
と喜び勇んで購入したiPhoneアプリ「ファイナルファンタジータクティクス 獅子戦争(1800円)」。
発売日に購入し、少しずつ遊んでようやくクリアできました。

以下、感想と簡単な攻略メモを。

ゲーム全体の完成度について

fft2 グラフィックは低解像度でiPhone4のRetina Displayには対応していませんが、
これはこれで味があって好きです。絵柄も温かみがあり、媚びないトーンが素敵。
ただ、全体的にPS版に比べて動作がかなり重く、このグラフィックでこの動き、というのは
どうしてこのままリリースしたのか理解に苦しみます。

fft3 操作性も微妙で、タッチ操作と画面の左半分をスライドさせる十字キー的な操作が
混在している(設定でタッチのみでの操作も可)のですが、ジョブチェンジの際に
スワイプ操作でジョブをぐるぐる回せるのは楽しいです。

ただ、PSの操作を元に無理矢理タップ対応にした、という印象があり、特に移動の際に
3Dの地形をタップするのが角度的に厳しいシーンなども頻繁に発生するので、
個人的にはPS準拠の仮想十字キー&ボタンの操作にも対応して欲しいと思いました。
(文章で充分に表現できず、すみません…移動は本当にめんどくさいです。)

ちなみにPSP版から追加されたCGムービーについては、個人的には必要ないので
ゲーム中のデフォルメされたキャラクターに演技させて欲しいなあと思いました。
※僕はムービーよりゲーム機がリアルタイムで生成するデモが好きなので、偏った意見だとは思います。

あと、ゲーム内でのリセット「ソフトリセット」が無いのは最悪ですね。
ゲームの内容上、どうしてもリセット回数が多くなってしまうのに
毎回アプリをタスクから終了→再起動→オープニングムービーの流れになるのは
こみ上げてくる怒りを抑えられませんでした。アップデートで解決するといいのですが…。

ストーリーについて

fft6 僕が以前クリアできなかったのはChapter1〜4までの、Chapter2のラストまででしたが
ここまでは重厚な世界観とさまざまな人間関係が混じり合うストーリー、
聖石(FFのクリスタルに相当)の秘密など、今プレイしても素直に面白いと思えます。

ただ、後半のChapter3以降についてはさらわれた妹を追いかけつつ、現れる敵を倒すだけという
シンプルな話に収束していくので、主人公たちの成長も落ち着いてくる(やる事が無くなる)
こともあり、急激に作業感が襲いかかってきます。

特にラスボス直前の戦闘のほとんどが「お前たちを地獄に送ってやる!」→「ばかな!人間ごときに…」
のコンボで次々に死んでいくのは、本当に同じ人が一貫して原稿を書いているんだろうか…と
心配になるほどでした。(こんなことを書くとファンの人に怒られそうだなあ…)

これの大きな原因は、主人公以外のキャラクターは死亡すると復活できない、という仕様のせいで
どんなメンバー構成でも成立するようにするため、こんなストーリー展開になったのではないか、
と思っています。

殴り書き攻略メモ

fft1 20時間ぐらい遊んで、ラスボス直前のラムザさんのステータス。
はっきり言って素手でも強いモンク以外だと、無駄なレベル上げやアイテム探しが
無茶苦茶面倒で、途中で心が折れてクリアできなかったと思います。

fft8 あと途中で手に入る「ゲルモニーク聖典」は、「財宝」メニューを使って必ず読んでおくこと。
主人公がこれを読んでいること前提でセリフが作られているので、
何がどうなっているのか理解が難しくなります。

難易度の高い序盤の攻略メモ

最初、街でアイテムが買えることが分からず、序盤で死にまくりました…。
装備をしっかり整えて、全員に見習い戦士の「Move+1」「取得JpUp」を覚えさせ、
あとはフリーバトルで味方同士で殴り合いましょう。
※こんなシリアスな世界観で、どうしてレベル上げが必要な仕組みにしたのか謎すぎますが
当時は長く遊べるゲームが必要とされていたからでしょうか…。

重宝したアビリティは、

見習い戦士 … Move+1、取得JpUp(必須)
アイテム士 … ポーション各種、オートポーション、フェニックスの尾、アイテム投げ(超便利)
黒魔道士 … サンダー&サンダラ&サンダガ(雷属性が一番汎用的)、魔法攻撃力Up
白魔道士 … ケアル、ケアルラ、レイズ&アレイズ(必須!)、ホーリー(最終兵器)
時魔道士 … ヘイスト、スロウ、グラビデ&グラビガ(ボス戦用)
陰陽士 … 命吸唱(ボス戦用)
モンク … 格闘(デフォルト)、チャクラ(MPも回復できる)、蘇生
シーフ … Move+2、ハートを盗む(序盤は特にありがたい)
忍者 … 二刀流(必須)、見切る(物理&魔法回避)
侍 … 白刃取り(物理攻撃ほぼ無効)
ホーリーナイト&剣聖 … MP消費なし、CTなしで遠距離範囲攻撃。便利すぎました。

でした。後半はアイテム士のムスタディオさんがひたすらフェニックスの尾を
投げまくる展開になってましたね…。

最難関・ウィーグラフ一騎打ち〜魔人ベリアス戦の攻略メモ

Chapter3終盤の連戦。ウィーグラフはラムザさんをモンク&二刀流・攻撃力UPのアイテムを
装備させて「たたかう」で400超のダメージで終了(命中率40%ぐらい。スクリーンショット忘れた…)。

fft4 続くベリアス戦では同じくラムザさんの「たたかう」、アグリアスさんの聖剣技、
黒魔道士の「サンダガ」、倒れた人はレイズかフェニックスの尾で生き返らせて…

fft5 陰陽士の「命吸唱(対象の最大HPの1/4を吸収)」で…!

fft6 フィニッシュ!今後同じセリフがあんなに続くことになろうとは…。

終わりに

fft7 というわけで、いつになく駆け足&ざっくりした紹介でしたが、グラフィックの雰囲気や
中世ヨーロッパの世界観、ややハード(序盤だけ…)なシナリオなどは、
洗練されていない&PS版から退化したシステムや納得いかない後半の展開のことを考慮しても
1800円の価値はある、と思わせてくれるゲームで、信者と呼ばれるファンが多いのも頷けます。

PS版のゲームデザイナーの松野泰己さん(現在レベルファイブに所属)、
オウガバトルかFFTの新作、作ってくれないかしら…。


FINAL FANTASY TACTICS 獅子戦争 Appカテゴリ: ゲーム
価格: ¥1,800


↓ちなみに個人的にはiPhoneで遊ぶシミュレーションRPGとしてはこっちの方が好きです。
メガドライブ用ソフトのベタ移植ですが、今遊んでも充分楽しめる名作だと思っています。

シャイニング・フォース 神々の遺産 Appカテゴリ: ゲーム
価格: ¥85

2件のコメント

  1. にったん - 4年 ago

    FFT懐かしい!! 当時どハマリして財宝のサウンドノベルまでやり込んだなあ。
    最後は女子全員踊りをセットして戦ってた〜

    久々にブログを拝見していてあまりの懐かしさにコメントしてしまいました。

    今年はGCCXも映画化されるとかで…CRGB部としては観に行っちゃうかもです

  2. タロウ - 4年 ago

    わーさすが!そんなにハマってたんですね。笑
    ↑のスクリーンショットは旧バージョンですが、今はRetinaに対応した高解像度版になっているようなので、今遊んでみるのも面白いかもですよ〜。

    GCCXも映画化!どうなるんでしょうね…!

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