【大分・別府の旅】テオ・ヤンセン展でストランドビーストに出会う

9月の三連休を利用して、久しぶりにeさんと大分旅行に。
(高速バスで片道2時間・2,000円で行けるんですね。意外と近い&安かった!)
まずは終了間近のテオ・ヤンセン展(大分市美術館・終了しています)に行って来ました。

以前、北九州市のイノベーションギャラリーまで行ったのに、展示が映像のみという
敗北感を味わってから4年。ついに実物のストランドビーストが目の前に!

写真、寄り過ぎのものが多いので、qmoriさんのレポートを見た方が、全体像は分かりやすいかもしれません。

SONY DSC 展示会場の壁には、会場を一周する形でテオ・ヤンセンさんの回想が書かれていました。
今回、初めて分かったのは徐々に浸水していくオランダの土地を救うために海中から砂をすくい、
砂浜に撒くという作業を、自然エネルギーを使い、自律的に行動する「動物」を作りたい…という動機。

SONY DSC これまでに作られた動物「ストランドビースト」の系譜。一番左のビーストは
コンピューター上のシミュレーションのみの存在で、そこでの生存競争を勝ち抜いた
アルゴリズムを使って、「テオ・ヤンセン機構」と呼ばれる歩行システムが生まれたようです。

SONY DSC シミュレーションに使われたであろう、ATARIのコンピュータも展示されていました。
余談ですが僕はATARIのロゴマークが大好きです。

SONY DSC いちばんシンプルな「テオ・ヤンセン機構」の図。
この図のTシャツが売られていたのでうっかり購入してしましました…。
この機構、wonderflで動かせる形にしている方がいたので、興味のある方はどうぞ!

SONY DSC 映像と共に、これまでに作られたビーストの一部を展示するコーナー。
デモンストレーションはありませんが、実際の動きを映像で見られるのは良かったです。
この造形…パンツァードラグーンを思い出しますよね(同世代の男子限定ネタ)!

SONY DSC その者、青き衣を纏いて 金色の野に降り立つべし…

SONY DSC YouTubeなどの映像でしか見たことが無かったので、実物の細部を見ることが出来て興味津々。
基本的にはホームセンターで30円ぐらいで売られている配線用のチューブと結束バンド
(一度締めたら戻らない、半透明のアレです)で作られています。

SONY DSC SONY DSC 大きな砂地のコーナー。これまでに作られたビーストたちが砂浜に打ち上げられたように展示されていました。

SONY DSC SONY DSC こういうの、小学生の時に見たかったな…(親子連れで超満員でした)。

SONY DSC 初期のビーストは動力がなく、テオさんが自分で押すことで動いていました。
同じ機構を使っていても、素材が違うだけでなんかヴァンツァー(同世代の以下略)みたいな雰囲気に。

SONY DSC そして今回のメインイベント、実際に動くストランドビースト!
アニマリス・モデュラリウスという最新型で、全長15メートル、体重160kg(軽い)。


通常は1時間ごとのデモということですが、この日は連休中ということで
30分おきに行われていました。お姉さん、お疲れさまです…。
まずは空気を「胃(ペットボトル)」に注入。本来は羽を広げて風を受けるのですが、
今回は機械で直接空気を送り込んでいました。


そして圧縮された空気を使って、動く!
この大きさのものが虫のように「カサカサ…」と静かに動く様子に
集まった人たちも、みんなでおおっと声をあげていました。

一日中、砂浜で空気を貯めこんでも動けるのは5分程度というウルトラマン仕様ながら、
風を受けるときに倒れないように自分自身を砂地に杭で打ち付ける機能や、
障害物を判断する「触角」、水に入ったことを知る「肺」などもあります。


こちらは30分後に動き始めた、もう一つのビースト。少し旧型だからか
前後の移動を入れ替えるときに、足の機構を組み替える必要があるみたいでした。

今回の展示、大分市美術館の最大観覧者数の記録を大きく塗り替える10万人以上の
来場者数だったそうです(これまでの記録は56,985人)。
美術館自体も「上野の森」という公園の中にあり、軽いハイキング気分で
丘の上の会場まで二人で登ったりして、とても気持ちのいい場所でした。


↓東京でのレポートですが、今回の展示についてはこちらの記事もおすすめです。

機械・ロボット好き必見! 工学的なアイデア満載のビーチアニマル~
テオ・ヤンセン氏によるアジア初の個展が開催

http://robot.watch.impress.co.jp/cda/news/2009/02/02/1585.html

<おまけ>

SONY DSC 地元の学校などの生徒が作った作品も展示されていたのですが、これは…。
ちゃんと足が48本とか、考えて作ってるんだろうな君たちは!?
※僕も工業高専卒なので、このノリはとっても理解できます(笑)。

2件のコメント

  1. yamautino - 6年 ago

    おーー、行ったのか。
    オレも生で見たかった。

  2. タロウ - 6年 ago

    面白かったですよー!できれば砂浜で見たかったですが!

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