【今日の工場見学】秋月・廣久葛本舗さん(1)

カジグラの梶原さんからのお誘いで集まったチームで甘木市・秋月へ。
秋月は鎌倉〜戦国時代にかけて勇名を馳せた秋月氏、福岡藩黒田家の分家として栄えた
五万石の城下町で、町中には武家屋敷跡の石垣、土蔵の白壁などに
当時の面影が残っており、四季を通じて多くの観光客でにぎわいます…
とのことですが、訪れるのは今回が初めてです。

SONY DSC 今回お伺いしたのは、本葛を作り続けて190余年の廣久(ひろきゅう)葛本舗さん。
まずは現場を、ということで、さっそく葛づくりの工程を見せて頂きました。
こちらは寒根葛(かんねくず)と呼ばれるマメ科の植物の根。
葛根湯の「葛根」ですね。この大きさになるのに30〜50年かかるそうです。

SONY DSC これをまずは機械で細かく粉砕します〜と説明されているのは
10代目の社長・高木久助(きゅうすけ)さん。このお名前は代々継がれているようです。

SONY DSC 古い葛蔵の中へ入ります。

SONY DSC 砕かれた葛の根には真水をかけて、根に含まれている本葛(澱粉)を洗いながら絞ります。
絞られた汁は、こんな感じに濁っています。

SONY DSC 濁った汁を機械で攪拌して沈殿させると、いくつかの層に分かれるので
本葛が含まれている部分だけを取り出し〜再び沈殿〜取り出し〜と
繰り返すことで、真っ白な葛を取り出すことができます。

SONY DSC 取り出した葛は、底に竹を張った「舟」と呼ばれる大きな木箱へ移され、
水切りします。その後、別の容器に移し、上から手でパンパンと叩いて
空気を抜き、上から布と木灰をかけて水分を吸い出します。

SONY DSC 豆腐大に切り分けて、2〜3ヶ月陰干しして、本葛の完成!
本葛、料亭などで「久助」と呼ばれていることがあるそうですが、
その語源もこちらの久助さんなんだそうですよー。

SONY DSC SONY DSC こちらは本葛を寝かせる倉庫。熟成させることで粘りが良くなったりする効果があるそうです。

SONY DSC 年月別に綺麗に並んだ本葛たち。

SONY DSC 床の色が葛粉で真っ白になっているのが印象的でした。

ここから長くなるので、記事を分けますね(つづく)。


本葛(くず粉)なら廣久葛本舗
http://www.kyusuke.co.jp

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