第5回 文字飲み福岡(ワークショップ付き)レポート

いろんな方から「文字飲み楽しそうですね!」「参加したいんで、今度は誘ってくださいね!」と
お声を頂いていた、好きな文字を肴にお酒を飲む「文字飲み」。
東京文字飲みのhmd703さんの来福に合わせて、週末に急遽、開催されました。

今回は文字詰めワークショップをしましょう、という703さん企画。
会場のスペースの制限もあり、これまでに参加された方のみにfacebookで告知させて頂く形に。
楽しみにされていた方、すみません…!次回はちゃんと告知しますので!

SONY DSC 大名のWi-Fiカフェ&シェアオフィス「GuildCafe Costa」の会議室に参加者が続々と集まってきます。
写真はタイポグラフィに関するマジメなお話…と思いきや、
元祖長浜屋の最近の動向に関する情報交換する人々、の図。

SONY DSC 11人全員が集まって、ワークショップ開始。
カッティングマット、大きいのしか持ってなかったので新調しました!

SONY DSC まずは配られた問題用紙をカッターで一文字ずつ切り離します。
一問目は「mini(Univers 55 Roman)」。
スイスのアドリアン・フルティガー (Adrian Frutiger)さんという方の作品で、
スイスエアラインズ、ドイツのフランクフルト・アム・マイン国際空港などの
サインに使われている、定番フォントです。
僕には上手く扱えない書体なので、勉強になります。

SONY DSC テープ(テープのり)でベースラインに貼り付けて、文字と文字の感覚を調整します。
紙の影が気になるので、クリアファイルで挟んで確認したり。

この作業、普段はIllustratorというソフト上で行なっているのですが、
実際に紙を使って行うと、とても時間がかかります…昔の人は凄い!
「その分、デザインのコストが高かったんじゃない?」という正直な意見もチラホラと(笑)。

SONY DSC ホワイトボードに並べて、703先生の講評タイム!
並べてみると、それぞれの意図や感覚でバランスが全然違います。
デザイナーの人よりエンジニアのマンノさんとかの方がバランスが綺麗だな、
と思うようなこともあったりして、これはアナログ作業ならではかもしれませんね。

SONY DSC 2問目「Tokyo(Centaur Regular)」。
Bruce Rogersさんが1914年にニューヨーク、メトロポリタン美術館用に作られた
セントール文字をフォント化したものらしいです。(すみません、ちょっと怪しいです)

SONY DSC 703さん持参の山口のお饅頭。一口サイズ饅頭ファンなので嬉しい!

SONY DSC こちらはカメツルさんが田川のチロルチョコ本社で買ってきたアウトレットチロル。
別の方からチロルチョコのデザインプレゼンの話も出てきたりしました。

SONY DSC 「mini」と違って、小文字の「y」が下方向に長かったり
大文字の「T」の余白が広かったりしてこれは難しい…!写真からもみんなの格闘具合が伝わってきます…!

SONY DSC そして講評。今度はそれぞれが自分の意図を発表しながら周りの人が
「yとoの間隔が少し広いですね」などとコメントしていきます。

SONY DSC そしてラスボス、「Fukuoka Media Committee(Frutiger Neue Medium)」!
先ほどの「Univers」と同じフルティガーさんの代表作で、フランスの
シャルル・ド・ゴール空港で使われている書体を、2009年にリニューアルしたもの。

SONY DSC 文字数が多くて途方に暮れそうになる中、格闘…!
関係ないけど写真中央のマーガレットハウエルのG-SHOCK(初期型)、超欲しくて探しています。
現行のデザインはソーラーパネルが入っていて、気に入らないんですよね…。

SONY DSC さすがにそれぞれのセンスや技術の違いがとても分かりやすい結果になりました。
今回のワークショップはあえてMacを使わない事で、いろんな方が参加できるし
普段使わない頭が働いている感覚もあり、2時間の時間があっという間に感じるほど
充実した時間を過ごさせて頂きました。

カッターで文字を切り離すことで、改めてプロのタイプデザイナーさんが作った書体の
美しさや複雑さを感じることが出来たのも、良かったなあ…。

個人的には元々コンピュータが大好きということもあって、Macを使ってデザインすることにはとても肯定的で、
作業時間を短縮することで職人的な作業の世界を離れて周辺の様々なことに関われるという魅力があるなあと、
今のところ思っているのですが、こういう世界もある、ということを感じることが出来て
並行してこうした機械を使わない練習も少しずつ出来たらな、と思いました。
(昔からデザイナーに必須と言われる、ペンでの綺麗な線も引けないし、上手なデッサンも描けないので!)

SONY DSC SONY DSC その後は近くのおしゃれフレンチ「Ripple from D」で文字飲み。
4時間近くずっと話していましたが、みんな熱い!ずっと仕事の話ばっかりしていた気がします。
いやー楽しかった!703さん、参加者の皆さん、ありがとうございましたー!

ワークショップは好評だったので、また別の形で開催できたら、と思っています。

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