九州芸文館「カラダに効くアート」ポスター・フライヤーのデザイン

IMG_2498 九州芸文館で2016年2月7日まで開催中の展覧会「ちくごアートファーム計画2015〜筑後の環境と身体性 カラダに効くアート」の
ポスター・フライヤー(チラシ)をデザインしました。

担当キュレーターの花田伸一さんとは、今年の夏に福岡市美術館で行われた「肉筆浮世絵の世界」展の
図録デザインのお仕事で知り合ったのがきっかけ。二人で打ち合わせを進めながら出てきた
「行政によるスポーツの祭典=国体」というキーワードを元に、昭和の電気メーカーの文字をイメージした
タイトルを作り、視覚的にダイナミックな動きを感じさせるレイアウトにしました。

IMG_2502 IMG_2505 背景色にPANTONEの蛍光レッド、DICの金色、黒に見える部分は黒×シルバーのダブルトーンという4色刷り。
写真には写らないので、現物を見て頂けたら。

フライヤー(チラシ)も同一デザインです。


IMG_2519 展覧会初日、懇親会に誘って頂いたので、初めての九州芸文館に行ってきました。
新幹線の筑後船小屋駅の真正面にあります(リーズナブルに快速で行きました)。
芸文館を設計したのは2020年の東京オリンピックに向けて新国立競技場のコンペを勝ち取った隈研吾さん。
スポーツをテーマにした企画に、偶然にもぴったり合った形になりました。

IMG_2521 屋外のサインが面白い。

IMG_2518 芸文館の正面には参加作家の一人、牛島均さんの大きなブランコの作品が展示されています。
牛島さんは家業の遊具メーカーで使うパイプなどの素材を使って作品を作られていて、
このブランコは実際に乗って漕ぐことで車輪が回転して走れるそうです。
(会期中に実際に乗れる日があるようですが、日程は現時点では未定のようです)

IMG_2523 お邪魔しま〜す。自分の作ったものが大きく使われていると嬉しい。
会場のデザインまで参加できるともっと色々な可能性が開けてくる気がするけど、今後の課題です。

IMG_2554 会場に入ると、初日の坂井存さんのイベント「大番茶 茶会」が行われていて
作家の坂井さんと一緒に来場者がお茶やかりんとう、奈良漬けを食べながらのんびりしていて和みました。

IMG_2565 実際に登れる牛島均さんの作品。

IMG_2533 会場内を歩きまわる坂井さん(の後ろ姿)。この作品も着ることが出来ます。

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IMG_2551 三人目の作家、牛島智子さんの作品。中に入って身体で感じる空間。

他にも作品がいろいろありますが、これぐらいで。
会場は写真撮影OKで、撮影ブースなども用意されているので
写真を撮りながら体験するのが楽しい鑑賞の仕方だと思います。


IMG_2560 IMG_2562 隣の展示室では、明日の12/23(祝)まで筑後アート往来「ダブルファンタジー」と題した
韓国のキム・ハンナさん、日本の武内貴子さんが築後で滞在制作した作品の展示も行われています。

ハンナさんの作品は韓国から築後にやって来た本人が体験したこと、知ったことを舞台に描く絵本の形式になっていて
羽の生えた犬(羽犬塚という地名がきっかけ)、久留米絣の空、公務員のかささぎさんなど
現実とファンタジー、本人が好きなんだろうな〜という要素が組み合わさってやさしい世界が生まれていました。

IMG_2526 IMG_2528 IMG_2529 一方、武内さんの方は久留米絣の作られる工程を元にインスタレーションを作られていて、
ハンナさんの作品で久留米絣の空を見たあとにこの空間を見ると、絵本の中の光景が再現されているように見えて
(お二人は偶然、と言われていたけど)とても良い二人展になっているように思いました。

こちらも面白い展示だったので、もし明日芸文館に行かれる方はチェックしてみてください。
1月13日(水)~2月11日(木・祝)は別の若手作家5人による展示が行われるそうです。


ちくごアートファーム計画2015〜筑後の環境と身体性 カラダに効くアート

文化スポーツの発信地・筑後広域公園内の九州芸文館にて、芸術文化とスポーツの接点を探るべく、
カラダを通して私たちの生活や社会を見つめなおす美術展を開催します。
筑後地方を拠点に国内外で活躍する3名の美術家が「カラダに効くアート」を制作、発表します。
見るだけではなく、触ったり、動かしたり、入り込んだりできる体験型作品をたっぷりご堪能ください。

参加作家:牛嶋均、牛島智子、坂井存
会  期:2015年12月12日(土)〜2016年2月7日(日)
休 館 日:月曜日[ただし1月11日(月・祝)開館、翌12日(火)休館]
     12月28日(月)〜1月4日(月)
開場時間:10:00〜17:00(入場は16:30まで)
会  場:九州芸文館 大交流室
入 場 料:無料
主  催:ちくごアートファーム計画実行委員会(福岡県、福岡県教育委員会、福岡県立美術館、筑後市、筑後市教育委員会、筑後商工会議所、NPO法人芸術の森デザイン会議、「ちくごJR芸術の郷」事業団)
共  催:九州芸文館美術展実行委員会、西日本新聞社
助  成:公益財団法人福岡文化財団
協  力:九州産業大学芸術学部黒岩俊哉研究室、(有)プレイグランドプロジェクト、株式会社松原組、村井啓哲、八女手すき和紙松尾陽市
会場構成:坂崎隆一 広報物デザイン:三迫太郎 企画:花田伸一(キュレーター)
http://www.kyushu-geibun.jp/main/1862.html
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