太宰府天満宮 鷽替え・鬼すべ神事

SONY DSC SONY DSC 太宰府天満宮とご縁が出来てからここ数年、ずっと行ってみたかった「鷽(うそ)替え」「鬼すべ」という神事に行ってきました。
まずは「鷽替え」から。木でできた大きな「木うそ」の周りをみんなで回りながら、「替えましょ、替えましょ」の掛け声のもと、
暗闇の中で手にした小さな木うそをお互いに交換します。

これは、知らず知らずのうちについた嘘を天神さま(菅原道真公)の誠心に、
これまでの悪いことを嘘にして今年の吉に取り替えるという意味があるそうです。
ぐるぐる回りながらお互いの顔を見たり見なかったりしつつ、手元の木うそを交換し続けることで
自分と他者の境界が曖昧になるような感覚になります。

合図とともに交換が終わると、神職さんがアナウンサーばりの流暢な喋りで昨年の時事について語り、
それにちなんだ言葉が書かれた木うそを持っていた人は、今年一番の幸運の持ち主ということで純金の木うそを受け取ります。
というのを1時間弱のうちに6回繰り返す、思ったより大変な神事でした。

最後に手にした「木うそ」は自宅に祀り、翌年の鷽替えに持ってくるという仕組みです。

SONY DSC SONY DSC SONY DSC SONY DSC SONY DSC SONY DSC SONY DSC SONY DSC SONY DSC SONY DSC SONY DSC SONY DSC SONY DSC SONY DSC 「鬼すべ」は一年の災難消除や開運招福を願い、境内にある鬼すべ堂にて行われる、いわゆる火祭り。
西暦986年に始まったとされる歴史のある神事です。掛け声は「鬼(おん)じゃー!」
一連の流れは鬼すべの紹介ページを見て頂くとして、神事に関わる人、
それを観に来る観光客の数は太宰府天満宮に訪れる初詣客の200万人に比べるとかなり少なく、
アットホームな雰囲気と厳かさが両方共存している、とても気持ちのいい神事だと感じました。
照明も控えめで、参加者の衣装や縄を綯って作られた角飾りなど、1000年前もこんな感じだったのかな…と
思いを馳せられるような場所になっていると思います。

「鬼係」と鬼を守る「鬼警固」、それを退治する「燻手(すべて)」のそれぞれの動きなど
何をやっているのか分かりにくいところがあったので(エンターテインメントではなく神事なので当たり前なんですが)
簡単に予習しておけば、もっと楽しめそうでした。

1月7日に行われるこの神事が終わると、やっと太宰府にお正月がやってくる、と町の人が話されていました。
確かに、この日の境内には大晦日のような雰囲気があり、年末年始の帰省が終わって帰ってきたのに
また年明けを迎えるような気分になって不思議です。

子供がもう少し大きくなったら、家族を連れて行こうと思います。


鷽替え・鬼すべ神事 | お祭り・催し | 太宰府天満宮
http://www.dazaifutenmangu.or.jp/sanpai/saiten/special/onisube/

[Camera]SONY NEX-5/CONTAX Planar 50mm f1.4/VSCO Film 02

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