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June 18th, 2010 / 23:13 /

新書「生きる技術は名作に学べ」の感想

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伊藤 聡さんという方が運営されている「空中キャンプ」というブログがあります。
映画と本の感想が中心なのですが、その語り口(文体)・独特な視点が
とても面白く、いつも更新を楽しみにしているのですが、
そんな伊藤さんによる初めての本、「生きる技術は名作に学べ」が
発売されたので、さっそく購入しました。

名作と呼ばれる本を8冊取りあげて紹介する、というのが主な内容。
タイトルがいかにも新書的で、中身は大丈夫かしら…と
少し心配しながら読み始めたのですが、そこにはいつも通りの文体と、
ブログより少し突っ込んだ考察があり、一気に読み終わりました。

それぞれの作品の考察自体は、いろんな方が書かれているようなものの中には
同じようなものがあるのかもしれませんが、
ものすごく平易な文体と、趣味丸出しの引用などによって、
まるでエッセイのように楽しみながらすらすらと読める本になっています。
※あとがきまで面白かった本って、初めてかもしれません。

本自体についての解説は、ご本人がブログに書かれているのでこちらを読んでいただくとして、
難しいことをこれだけやさしい言葉で書けるというのは
とても素敵なことだなあと思いました。

というわけで、さっそく紹介されていたジョージ・オーウェルの「1984年」を購入。
村上春樹の方の1Q84は文庫待ちなので、先にこちらを読むことにしました。
こちらの感想は、また後日…。

空中キャンプ」、最近だと「いいかげんな日本語」、
なぜサリンジャーは奥さんに叱られたのか」が好きでした。お時間のある方はぜひ。


生きる技術は名作に学べ (ソフトバンク新書)

一九八四年[新訳版] (ハヤカワepi文庫)

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