agnes b. カーディガンプレッション


週末に家族で京都に行ったので、駅と直結している伊勢丹でアニエスのカーディガンを購入した。

このブランドを知ったのは20年近く前のこと。2ちゃんねるの脱オタファッション版で紹介されていたのがきっかけで買った、初めての「デザイナーズブランド」だった。店頭に試聴機があってAirのTalkie Walkieと出会ったり、関連のある映画が紹介されていて映画館に「エコール」を観に行ったりと、当時の自分にとっては初めて出会う文化の入り口でもあった。

福岡では何年も前から男性物の取り扱いが無くなっていて、次第に足が遠のいていたんだけど、最近は90年代回帰のロゴものブームに乗って、雑誌の誌面や街でTシャツを見かけるように。それを見てると「え、いまアニエスはおしゃれなんですか?」という嬉しさが湧いてきて、久しぶりに着てみたくなったという…。

ここ何年か、各ブランド・メーカーの定番を買ってきてみる、というのを何度か試していたので、やはり定番のカーディガンプレッションかな…少し前にeさんにプレゼントした、パールボタンの復刻版もかわいいんだよねと思ってたんだけど、この日は27℃を超える気温で裏起毛スウェットの素材を買う気になれず。春夏用のTシャツタイプにした。定番のものはボタンがフラットな黄銅製だけど、これは黒っぽいメタルのボタンに「b」のロゴが入っている。

アニエス女史がスウェットシャツをハサミで切って、18世紀の衣装を参考に(ナポレオン的な?)ボタンを付けたという、パンク精神とおフランス的なユーモアがあって気に入っているデザインです。



ちょうど京都国際写真祭 2017の期間中で、伊勢丹の7Fのギャラリー「えき」での「amour, amours··· from my photography collection」も良かった。アニエスがこれまでに収集してきたブレッソン、ライアン・マッギンレー、マン・レイなどの、大御所の写真が並んでいる。

ここで初めて知った、オリヴィア・ビーというアメリカの若い写真家の作品が良かった。本人のサイトを見るとライアンマッギンレーのフォロワーなのかな…という写真が多いように見えるけど、アニエスが所有する作品はまさにアニエス的で、どれを見ても「わかる…!」というものばかり。映画の場面を連想させるようなカットが多いからなのかも。写真集も会場では7000円だったけど、Amazonだとお手頃だったので注文した。届くのが楽しみ。

 

<余談>
1. アニエスは少し前にオンラインショップをリニューアルしたんだけど、まさかのstores.jp製。サイトそのものの出来自体より裏側の運営が重要になってきているように感じているので、自分の中では象徴的な出来事だった。

2. フィナムで俳優の柳楽優弥が着ているカーディガンプレッションの写真が良かった。

 

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