ここ数年、印刷物の実績をUPしたいと思っていたけど、時間や気力、特に自分で撮影する写真の仕上がりに納得が行かず、なかなか公開できずにいました。
それを解決するきっかけになったのが、通っているシェアオフィスに新しい部屋が出来たこと。新しい部屋はコンクリートの床の質感が好みで、窓からの光は丁度良く、これならセットを組まなくてもいいし、自分が撮りたいタイミングで撮れる!
というわけで、同じ事務所のカメラマン・やましんさん(先日紹介したロゴの人)にアドバイスをもらい、こんな感じの簡易セットで撮影を行いました。
今回、新しく導入した道具は以下の通り。
◯CONTAX Sonnar T* 80mm f2.8(中古)
これまで使っていたPlanar 50mm f1.4は物撮りにはやや心許ないと思い、ヤフオクで23000円で購入。プラナーに比べるとキレの良い描写で、重さもほとんど変わらないコンパクトなレンズで気に入った。今回のセットだとA4サイズ以上になると焦点距離が長すぎたので、50mmと併用して撮影しました。ボディはSONY α7(無印)。
◯トレペ&パーマセル
トレペは窓に貼って、窓からの日光を拡散させるためのもの。この日は曇り空だったので必要なかったかもしれないけど、ディフューザーとしての効果は感じることが出来た。パーマセルはプロ用のマスキングテープみたいなもので、粘着力が強く跡が残りにくいという便利なもの。ちょっと高い。
◯ストロボ
日光だけだと横方向からの光が強すぎるので、天井に向けてストロボを使い、天井全体を発光させて撮る「バウンス」という方法を併用してみることに。最初に購入したNeewerという会社のストロボは首が後ろ方向に向かなかったので、同じ事務所のブロガー金子さんが購入したGodOx製の、ソニーα7系に対応したものに返品交換して無事に撮影できました(人柱感謝!)。
◯水準器
作品を下に置いて撮るとき、カメラが真下に向いているかを確認するために使用。マウント部分がストロボで潰れるので、画面の上に置くと良いですよ、とやましんさんのアドバイスを頂いた。