taromagazine™ / taro misako
EDITORS TALK
若林恵さん☓伊藤総研さんトークイベント
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2018.6.23

警固のパブ・FOOLS GOLDで行われた、元WIRED日本版編集長の若林恵さんと、BRUTUSの編集や企業の広告などを手掛ける伊藤総研さんのトークイベントに行ってきた。若林さん、数年前にYCAMで行われたRADLOCALという企画でお話を聞いてからのファンで、まさか福岡にいらっしゃるとは…と速攻で申し込んだのでした。

テーマは「編集者は都市までエディットできる?」だったけど、若林さんの著作「さよなら未来」出版記念のツアーの一環ということもあり、WIREDを辞める経緯や本からひろがる話がメインだったかな。伊藤さんの方も7月1日に発行されるBRUTUSの福岡特集を手がけられているということで、最終的にはこの2つの出版物を行ったり来たりしながら、それぞれの考え方やスタンスが明らかになっていく…という会だったと思う。

これまで幾つかのイベントでお話を聞いていて、あまり自分のことを喋らない印象がある伊藤さんに、若林さんが「ちょっとよくわからない」「もうちょっと具体的に」とずんずん質問していくことで、伊藤さんの考え方が明らかになっていったのが印象的でした。

若林さんの方の話では、テクノロジーがコンテンツになっていた時代が終わって、テクノロジー自体は「歯ブラシ」のように日常的になった、とか、仮想通貨って、通貨自体が仮想じゃん、といったくだりが記憶に残っています。ちょうど最近読んでいた本「世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?」で、問題解決の技術や手法が一般化したときに、何が判断の根拠になるのか(=アートや哲学から得られる倫理や美意識)というテーマだったので、合わせて考えられそうな話題を持って帰れて良かったです。

最近はなかなかトークイベントに行けなかったのですが自分のいる場所(業界)の延長線上で、自分の知らない世界を知っている人たちの話を聞くのは単純に刺激になります。トークの中でも「仕入れ」が話題になっていましたが、もっと自分に必要な知識や経験を積極的に仕入れていきたい…と思いました。




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