taromagazine™ / taro misako
TOKYO URO URO
東京うろうろうろうろ
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2018.7.2

◯ゴードン・マッタ=クラーク展(東京国立近代美術館)
全然知らなかったけど、評判が良かったので行ってみたシリーズ。1970年代にニューヨークを中心に活躍し、35歳で亡くなった作家の展覧会。取り壊し前の建物などに侵入し、切断する「ビルディング・カット」という手法を始め、ストリートアートや食の活動など幅広い動きをしていた人らしい。
全体的に映像が多く、鑑賞するテンポが掴めず内容がなかなか入ってこなかったけど、グラフィックや工業的でテンポラリーな素材を使った会場の空間づくりはとても好みで、自分が住む場所を作るならこの人に頼みたい!と思ったほど。
当時のフライヤーやポスターも展示されていて、簡潔で実用的な情報しか載ってなくてデザイナーの意図が感じられず、今見ると逆に新鮮に感じる。
http://www.momat.go.jp/am/exhibition/gmc/

常設展にはTouRouモビール制作のときにかなりリサーチした(そして打ちのめされた)、アレキサンダー・カルダーの作品も。東京国立近代美術館、トーマス・ルフ展に続いて二度目だけど、かなり好みの美術館なのでは…という気がしてきました。


◯TRUNK(HOTEL)(渋谷)
今回の旅の目的のひとつ。平林奈緒美さんをはじめ、錚々たるチームが立ち上げた渋谷のホテル。ショップではTシャツからアイスキャンディーまでさまざまなグッズに平林ロゴが使われていて、ファン垂涎。宿泊施設を含んだブランディングの仕事が控えているので、そのためにいろいろリサーチしてきました。
https://trunk-hotel.com/


◯doinel(外苑前)
instagramに写真をUPしていたら、東京にいるならお茶しましょーとオーナーの築地さんからメールが届いてdoinelへ。デザインさせて頂いたトートバッグ、入り口に置かれていて嬉しかった。お友達へのお土産用に1枚購入。増刷するほど売れますように。リニューアルしたオンラインストアもよろしくお願いします。
http://doinel.net/


◯チャネリング・ウィズ・ミスター・クリヨウジ(SuperDeluxe)
やましんさんに教えてもらった、手塚治虫と同い年(90歳)のアニメーション作家クリヨウジさんのイベントへ。ぜんぜん知らない人だったけど、終わる頃には少し詳しくなれて良かった。クリさん(写真左)、身近な人だと沖さんが好きそうだなーと思いました。見た目もちょっと似てるし。
初めて見る灰野敬二氏のパフォーマンスもぶったまげました。怒ったり泣いたりする代わりに、あんな表現が出来たら格好良いよなあ。
https://www.channeling-kuri.info/


◯AUDIO ARCHITECTURE:音のアーキテクチャ展(21_21 DESIGN SIGHT)

オーディオ・アーキテクチャ展。ひとつの楽曲に複数の作家が映像を付けただけ、と考えるのは早計だ…と思いたいけど、もっとインスタレーション的なものを期待していたので、いろんな事情を想像してしまった。

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相変わらず上から目線で偉そうなこと言ってる…

そんなわけで、ユーフラテスさんのアナログな仕組みがいちばん印象に残りました。あとは勅使河原さんのオンガクミミズの質感かな。

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展示のためにCorneliusに発注した楽曲「AUDIO ARCHITECTURE」を元に様々な作家が作品を作るという展示だったけど、個人的には映像ブースで展示されていた作品が「音のアーキテクチャ」か?と言われると、うーん…という具合で、↑の写真の楽曲が入ったレコードのスリーブが変形してアーキテクチャになる、という北山雅和さんの作品が一番ストレートにコンセプトを表現していたような気もしなくもない…
単純にWonderWallプロデュースの空間で、大画面&大音響で最前線の作家の映像作品を見ることが出来るのは、東京らしくていいなと思いました(フォロー)。
http://www.2121designsight.jp/program/audio_architecture/


◯前田征紀「溌墨智異竜宮山水図」展(Taka Ishii Gallery Tokyo)
21_21に居るときに、instagramで紙漉思考室の前田さんが投稿されていたことで知った展示に行ってみたら、レセプションの当日だった。ファッションブランド、COSMIC WONDERの前田征紀さんによる個展。紙漉きの前田さんが漉いた和紙を使った山水図がメインだったけど、↑の写真に写っている木と水、鏡を使った水鏡の作品が印象に残りました。帰ろうとしたタイミングでエレベーターでアーティストの志村信裕さん(ハンサム)にばったりお会い出来たのも嬉しかった。編集者の林央子さんもお元気そうで良かったです。履かれていた今季CONMIC〜のパンツが素敵で、青山店に行かなかったことを後悔した…
http://www.takaishiigallery.com/jp/archives/18660/