
ANSWERさんのWebマガジン「Public-image.org」で
2周年記念企画として「Feature 25 – PRIVATE THEORIES 「ゼロ年代」のデザイン」という企画が行われています。
中島英樹さん × 北川一成さん
菊池敦己さん × 針谷健次郎さん
川上俊さん × SPREADさん
という、僕が大好きなラインナップで(もうちょっと細かく言うと菊池さんと北川さんが好きです)
それぞれのデザインに対するスタンスを語っています。
僕は商業デザイン経験5年ぐらいのペーペーですが、
デザインの仕事をするとき、最近は自分の感覚に任せて作るのではなく、
目的とターゲットを考えて
「ここはこういう理由でこうなってます、見る人はこういう反応になるはずです」
みたいなことを考えたりお客さんと話しながら作り上げて行くことが多いです。
でも、今回のお話を読んでいると、こうした作り方の中で切り捨てられている部分が
重要なんだということに、改めて気付かされました。
以前、sonesで手に取った本に「いいお店には、文化がある」(←うろ覚え)という一節を見つけて以来
「文化」ということについて考えることが多いのですが、
この「切り捨てられた部分」が「文化」になるのかなあと漠然と思ったりしています。
で、菊池さんたちの活動を参考にすると、まずは自分で「これがいいんだ!」というものを作ることから
始めるしかないんだろうなあ。で、それを見た人から仕事のお話が来たり来なかったり、と。
対談にもあるように、コマーシャルな仕事での利益を資金に
いろんなことに突っ込んでみようということですね。お金が貯まったらやってみよう!
…以上、自意識たっぷりの日記で失礼しました(恥ずかしいけど「公開」ボタンを押しちゃう!)。
あと、このサイト、「New Designers File」と題して
大好きな大原大次郎さんなどが紹介されています。
この人の作品はホントに凄いので(こちらのやる気がどんどん無くなるレベル)、こちらもぜひ!
Feature 25 – PRIVATE THEORIES 「ゼロ年代」のデザイン
http://www.public-image.org/images/feature/graphic/090401/