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YCAM 15th
15周年を迎えたYCAMに行ってきた
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2018.7.27

15周年のフライヤーを制作した、山口情報芸術センター[YCAM]から内覧会のお誘いを頂いたので、アシスタントの福田さんの研修も兼ねて行ってきました。(自分が関わる仕事のフィールドや、周りの人と交流してもらうことで、どんなデザインが必要とされているかを理解するセンスを身に着けてもらいたい、というのが狙い)

メディアアートの輪廻転生

内覧会はエキソニモがキュレーションする「メディアアートの輪廻転生」展からスタート。出展作家の1人、岩井俊雄さん(ウゴウゴルーガ、TENORI-ON、100かいだてのいえ、など)が来られていてテンションが上がります。
展示は「メディアアートの死」がテーマ。後方の古墳のようになっているのがメディアアートの「墓」で、中には出展アーティスト自身が「死んだ」と思う作品が安置されています。

来場者はiPadからウォークマンまでさまざまなデバイスから1つを受け取り、墓に入場。デバイスから流れてくる音声ガイドや当時の映像を観ながら、作品の在りし日を偲ぶことができます。音声合成によるガイドで「コノサクヒンハ イワイトシオガセイサクシタ 〇〇〇〇ノ ナキガラデス」みたいな声を聴きながら、動かない作品を見るという行為がシュールで良かった。

お墓の周りには、「メディアアートの死」についてYCAMの関係者にアンケートを取ったものが掲示されていて、こちらも面白かったです。Web上でも公開されているので、こちらもチェックしてみてください。

メディアアートの輪廻転生 – Reincarnation of Media Art
https://rema.ycam.jp/


コロガル公園コモンズ

YCAMが2012年から続けている、メディア・テクノロジーを埋め込んだ子ども向けの遊び場「コロガル公園シリーズ」の最新版。
写真がちょっと暗く撮れてしまったけど、実際は刻々と照明が変化するので、こんなに暗くは無いです。
「コロガル」は子供が転がるという意味の他に、状況が転がるという意味も込められていて、定期的に行われる「子どもあそびばミーティング」で新しいルールや遊びが生まれたり、以前ここで遊んでいた子供が成長して自主的にスタッフを行うようになるなどの状況の変化が、実際に起っているようです。

内覧会

Taro Misakoさん(@taromisako)がシェアした投稿 –


動画はこんな感じ。シンプルなアップダウンとちょっとしたメディアの仕掛けがあるだけで、幼児から小学生まで、こんなに動いて遊ぶんだ!というのが新鮮な驚きでした(これまでに2回見たことがあったけど、平日や休館日で人が少なかった)。
以前から子供を連れて行きたいと思っているので、今回は会期中に行ってみたいけど、行けるかな…。

コロガル公園コモンズ|山口情報芸術センター[YCAM]
https://www.ycam.jp/events/2018/korogaru-koen-park-commons/


StudioD – ひと口から考える食のエコシステム

YCAMのカフェスペースが、スタジオA・B・Cに続く新しいスタジオ「D」としてリニューアル。
利用者自身でハンバーガーに挟む食材を選び、食べ比べる「カスタムハンバーガーワークショップ」や、100種類の粉末からフライドポテトのトッピングパウダーを組み合わせ、新しい味覚を探求する「フードパウダーミュージアム」などが体験できるようになりました。
ハンバーガーの具材がICカードになっていて、ずらっと並んでいる様子が面白かった(ランチ食べた後だったので、体験できず残念)。

StudioDの中にはショップも併設。「持ち帰れるYCAM、触れるYCAM」をテーマに、POPEYEのアートディレクター前田晃伸さんが手掛けるグッズや、methodのバイヤー山田遊さんがセレクトした山口土産が並んでいました。空間と什器設計は浜松の403architectureさんと、様々なクリエイターが関わっていて、覗いてみるだけで楽しめる空間になってましたよ。
写真に写っている、IK◯Aバッグ的な袋が欲しかったけど、発売は少し先みたいで、今は展示だけのようでした。



NON-OPTIMIZED SOUND

この日(7/21)のラストは悪魔の沼、パードン木村、goatの3組によるライブイベント。悪魔の沼、パードン木村はノイズ系(?詳しくないので怪しいです)の系統で、あまりピンとこなかったけど、ラストのインストバンド・goatはとても良かったです。
どんなバンドかは、↑の動画を見てもらうのが早いと思う。

聴いてるうちに、演奏がちょっと似ているからか、自分がZAZEN BOYSが好きなのを思い出した。
インストでこれだけ面白いんだから、これにあの向井秀徳の喋りが乗ったら、そりゃあ面白い音楽になるよな…と
自分の好きな音楽の系統を再確認出来たのも良かったです。


この後にレセプションパーティーも用意されていたんだけど、日帰りだったのでそのまま新幹線で帰宅。
この日は友人知人も沢山集まっていて、とても残念だったので次回は泊まりで行きたいところです。

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