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YOSOOU, ASOBU
「装う、遊ぶ in テトラ」フォトレポート
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2018.9.2

先日このブログでも紹介した、8月26日に八女郡広川町の川で行われたファッションイベント「装う、遊ぶ」。
その様子を映像やzineを使ってギャラリーで表現を行うイベントが、博多のart space tetraで1日だけ行われると聞いて、出かけてきました。

今回のイベントに参加しているファッションデザイナーの彌永裕子さんとANNAさんとは以前から繋がっていて、ファッションブランドwrittenafterwardsの山縣良和さんが福岡で行っていた私塾「cocoa」に二人が参加していて、それを見学に行ったことがきっかけ。
その後も三菱地所アルティアムの「スーザン・チャンチオロ展」で僕はグラフィックを、二人はスーザンのアシスタントという役割で協働したり、彌永さんは10zineにも参加してくれたりと、ゆるい繋がりが続いていたのでした。

会場に入ると、一面にテキスタイル…と、手前にスケボーのランプ。

先日の川での記録映像が、Macbookで上映されていました。当日は蛍光色の鮮やかなゲル(モンゴルの建物)を建て、その周りで参加者やその場に居合わせた人たちに即興で次々に着付けを行い、写真を撮っていったみたい。

実際に使われた衣装も展示されていました。どれもホームセンターとかで手に入りそうな、身近な素材なのがグッと来ます。

その場でANNAさんと彌永さんに着付けてもらってご満悦の筆者。

持たせてもらったスケボー、彌永さんのところに日本画家のお友達が遊びに来た一日のことを描いたそうです。
パースがあったり無かったりの不思議なバランスで、すごく好きな類の絵。部屋に飾りたくなりました。

中央のテーブルには、今回のイベントで撮影した写真を共通の素材に、参加者それぞれが作成したカタログ(zine)。
「架空のファッションブランドのカタログ」と書かれていたけど、実際にショー的なイベントを行って、目の前に実現出来たわけだから、架空ではなく一つのブランドと言えなくもないかなと思ったりもしました。

カタログはオーソドックスに写真を綴じているものもあれば…

プリキュアのぬりえを下地に、写真を貼り付けた大胆なものや

なぜかスケボーを短冊切りにして、それに写真を切り抜いて貼ったものも(ちょっと欲しかった)。

最近、断捨離中なのであまり物を買わないようにせねば…と思いつつ、この会場の「熱」みたいなものは持って帰りたくて、彌永裕子さんのバージョンを購入。明日から専門学校の授業が再開するから、学生のみんなにも見てもらうつもり。

会場にあるものは全部購入可能とのことでした。金魚の袋に入った石ころやサコッシュ、

昨今のサコッシュブームに一石を投じる、「かわいいバッグ」。僕が女子だったら買ってたと思います。
(や、危うく買いそうになったんですが、38歳男性には使い所が難しくて踏みとどまりました)

この日に撮れた、一番いい写真。これ、何だか分かりますか?実家とかにありそうな「布団カバー」ですよ??
それにビニール袋とドライフラワーで「LOVE」の文字が入るだけで、見たことが無いようなアートが完成することに本当に驚きました。

彌永さんたちの活動は出会ってからずっと追いかけていますが、今回の展示はこれまでの動きの中でも特にインパクトを感じるものでした。これ、一日だけのイベントだったけど、僕の周りの人達にも見て欲しかったなあ。
最近は福岡がBRUTUSで特集されたりと福岡ブーム/福岡カルチャーブームが来ている気がするこの頃ですが、そうした流れとは明らかに異質で、それでいてクオリティが高いこんな動きを身近な人がしていることに、とても刺激を受けました。