taromagazine™ / taro misako
INSIDE
[Game]INSIDE 感想
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2018.9.19

光と影を活かしたモノトーンのグラフィックが醸し出す世界観と、悪趣味な演出が魅力的だった、いわゆる「死にゲー」の『LIMBO』。
その製作者たちが6年をかけて制作した新作『INSIDE』がリリースされたのは2016年のことでした。Windows用しかリリースされていなかったので、Macユーザーの僕は遊べなかったんですが、ようやくNintendo Switch版がリリースされたので、購入しました。

基本的には長い一本道を右に向かって歩いていきながら、大人や猟犬、即死トラップを避けたり謎解きをしたりというシンプルな内容。ボリュームも3〜4時間程度とコンパクトにまとまっています。抑制の効いた美しい映像と音、1980円という価格と相まって、ちょうど一本の映画を観ているような感覚になります。

特にグラフィックは光と影の使い方が上手く、どの場面を取ってもスクリーンショットを撮りたくなるような、美しいシーンの連続です。終盤は皆さんお待ちかねのあっと驚く展開もあり、ネタバレは避けますが、僕は思わず笑ってしまいました。

難点といえば謎解きが若干難しいことで、結局、YouTubeで攻略動画を見ながら何とかクリアすることができました。
解き方が分かってしまえば「なーんだ」というレベルのものばかりだったんですが、自力で解けないと没入感が損なわれてしまうし、箱やスイッチといった仕掛けを2018年になっても使わないといけないのか…とがっかりした気分になりながら遊ぶシーンもところどころに。
もう少し難易度を下げたり、謎解きを減らして他の演出やストーリーテリング(言葉は一切無いゲームだけど)を強化してくれたら、もっと評価は高くなった気がします。

…と、最後に少し辛口になってしまいましたが、グラフィックと世界観は素晴らしいので、↑のトレイラーを見て興味が出てきた人は1980円の元は取れると思いますよ。

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