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GOOD SENCE
グッドセンスなラボ
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2018.10.7

今週末の連休は、15周年のイベントスケジュールを作らせてもらっている、YCAM(山口情報芸術センター)で同館の活動を体験できるオープンラボ型のイベント「グッドセンスなラボ」が開催中。今日は打ち合わせも兼ねて、日帰りで山口にやってきました。

YCAMの伊藤さん、菅沼さんのオープニングトークの後に行われたのは、YCAM InterLab、ソニーコンピュータサイエンス研究所、Dentsu Lab Tokyoの3つのラボによる「コミュニティを押し広げるコンテンツづくり」をテーマにしたトークセッション。

アート作品を作るラボとしてのYCAM、自社より先に「人類」のために、メンバーそれぞれの個性を最大限に引き出すSONY CSL、クライアントから依頼を受けてから作り始めるのではなく、常に研究開発を行い「ネタ」をストックし、依頼に合わせて提案するDentsu Lab。
それぞれの目的は違えど、20〜40人という規模感は共通で、考え方や価値観にも重なる部分がある3者の話でした。

一方通行の話にならないように…と、トークの後に行われたラウンジセッション。申し込んでなくて参加できなかったけど、グループに分かれて参加者の自己紹介が始まった瞬間、これは経験値がガッツリ入るやつだ…と後悔。
今回の3者それぞれの活動、僕が普段行っているグラフィックやWebのデザインの仕事とは取り扱っているものは違うけど、そうした人たちと話すことは、自分が何を持っていて、どんな役に立てる可能性があるのかを考える上ではとても有意義だと思う。来年も開催されるだろうから、今度は参加したいところ。

ランチは今年の夏、館内に新しく出来た「Studio D」のハンバーガー。バンズや具材が描かれたカードを選んでレジに持っていくと、YCAMまでの移動距離などの情報が視覚化されるという仕組み。紫色に光るレタスは意図的に光やストレスをコントロールすることで、理想的な味を作り出すもの…だったと思う(うろ覚え)。
素材それぞれの産地や背景を知ることで、自分が何を食べているのかを知覚しながらの食事、悪くなかったです。味もシンプルで美味しかったし。

午後に行われたトークのテーマは「音楽」。HIP-HOPレーベル「BLACK SMOKER RECORDS」と、菊地成孔のレーベル「TABOO」による「ラボとしてのレーベル」の話でした。
それぞれの音楽、菊地さんのガンダムサンダーボルトぐらいしか聴いたことがなかったけど、インディペンデントを20年続ける前者と、ソニー傘下の後者のスタンスの違いや、最近起こったある出来事(ここで書けない)周りの話はとても面白くて、それぞれの音楽を聴いてみたくなりました。お友達のYCAMエデュケーター・石川琢也さんの進行も良かったな。

打ち合わせを挟んで、パーティーにもお邪魔。何人かの人から、このブログを毎日更新してることを褒めてもらえたり、続けるコツを聞かれたりしてちょっと嬉しかったです。

YCAM15周年のテーマである「グッドセンス」は芥川龍之介のエッセイ集「侏儒の言葉」で「中庸」という訳が充てられた言葉で、一般的には過大や過小といった「極端に偏らないこと」を意味します。
最初に説明を聞いたときには(?)だったのですが、今回のトークでのやり取りを聞きながら、グッドセンスとは現在の社会における我々の活動の「ちょうどいい」塩梅を探ることなのかな…と思ったりしました。明日の真鍋大度さんたちによる「エデュケーション」がテーマのトークや、YCAMを舞台にした三宅唱さんの映画「ワイルドツアー」の上映とトークセッションも聞きたかったです。

帰宅時、最寄りの湯田温泉駅に足湯があることを前回発見していたので、電車待ちの時間に入ってみた。今は新幹線の中から更新中です。明日は息子の運動会!

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