taromagazine™ / taro misako
GOLDEN CIRCLE
アイスランドへ(10-1)ゴールデンサークルを巡るバスツアー
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2018.11.16

アイスランド2日目の日中は、現地で定番の観光ルート「ゴールデンサークル」を巡るバスツアー(約7300円)。
宿からピックアップ車両に拾ってもらい、BSIバスターミナルでツアーバスに乗り換える。

ツアーバスは大型のものを想像していたんだけど、ピックアップの車と同じサイズのものだった。

ガイドさんのぜんぜん聴き取れない英語(下手なのではなく、僕の英語力が低いだけ)を聞きながら、ツアー開始。VELTRAで手配した今回のツアーではそれぞれの手元に各国語対応のタブレットが配られ、GPSと連動して音声が流れる仕組みになっているんだけど、前日の疲れもあって移動中は寝たかったので、スイッチを切ってた。

ゴールデンサークル最初の目的地、シンクヴェトリル国立公園(世界遺産)に到着。まだ夜明け前で、建物の灯りや水面の反射が綺麗だった。
RPGの風景みたいだな…と思ってたら、ゲーム・オブ・スローンズのロケ地にもなってるみたい

遠くには雪を被った黒い山々。この山を見るとアイスランドに来たんだな…という気持ちにさせてくれる。

緑色の服を着たガイドさんに連れられて、「ギャオ」と言われる割れ目を歩く。この割れ目、通常は海の底でしか見られない、大陸の「プレート」の境目なんだそう。西側が北米大陸プレート、東側にユーラシア大陸プレートとのこと。

結構距離がある。早朝ということもあって、寒い!
到着日のレイキャビクの気温が7度前後と比較的暖かかったので、宿にヒートテックのタイツを置いてきたのが悔やまれる寒さ…。

ここはアイスランドの歴史においても重要な場所で、西暦930年には世界で最初の議会「アルシング」が行われた。その他では国教をキリスト教に改める際など、重要な討論を行う際に使われる場所だったそう。

過去に処刑に使われれいた池も残っていた。

国立公園ということもあってとても広大で、見どころも沢山あるみたいだったんだけど、今回はツアーなのでギャオの間を歩いてこの場所は終了、バスに乗り込む。

午前10時過ぎ、バスの車内からようやく日の出を見ることに。

次の目的地、ゲイシール(Geysir)。間欠泉を意味する英語「Geyser」の語源となった間欠泉で、今は活動を休止しているが、隣りにあるストロックル間欠泉の噴出を観察することが出来る。

間欠泉の周りに集まって、噴出の瞬間を待つ人たち。

約10分おきに水面が膨張を始めて…

噴出!
毎回高さは変わるけど、思った以上の水柱に驚く。
せっかく良いレンズを持ってきたのに、シャッタースピードを固定していなかったので何度撮ってもこんな写真になってしまった(今なら分かる)。残念…。

この場所は少し傾斜のある丘になっていて、上の方に登って間欠泉を見下ろす景色はくるりの新譜「ソングライン」のジャケットのイラストそのままだった。たぶん、ここがモチーフじゃないかな。

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ゲイシールにはショッピングセンターが付いていて、買い物や食事もできる。のでここで昼食を取ることに。

ガイドブックやWeb上では「高いからパンなどを買っていったほうが良い」とか「スープを食べるべし」と書かれていたけど、スープを食べることを選んでみた。アイスランドのレストランでは定番の「キョートスーパ」と呼ばれるラム肉と根菜のスープ。ほぼ豚汁みたいな味で、たっぷり入ったラム肉は柔らかくて美味しい。
難点は約2000円と少々お高いこと。軽いパンは取り放題だったので、何とか取り返そうと4つ食べた。

3番目に訪れたのは「黄金の滝」を意味する名前の付いた滝「グトルフォス」。とにかく規模が大きい!上から全体を見下ろしただけで、この迫力。

水しぶきでカメラが濡れるのを心配しながら、下に降りるとさらに大きな滝が見えてきた。
今回巡った3つのポイントの中では一番ダイナミックで、印象に残った場所だった。

遠くの崖では結婚式の前撮り?をしているカップルも。水しぶきや風でかなり寒いのにドレス着てて偉い!お幸せに〜。

ゴールデンサークルはこの3箇所を巡るツアーなんだけど、ちょっと時間が余ったみたいで、帰りに寄り道してくれた。

まずはアイスランディックホース。「ポニーじゃないよ」が定番のフレーズらしい。アイスランドの馬はちょっと短足でずんぐりしていて、可愛らしい雰囲気。気候のせいか毛足も長く、お腹を指で触るとその部分がそのまま凹んでしまうほど。ツアー参加者みんなで写真を撮りあったりして楽しんだ。

次は少し小さめの滝に。

滝の隣には水路があって、ここをサーモンが登っていくらしい。サーモン、名物なのに食べて帰ってこられなかったことが悔やまれる…。

帰りは行きとは違うルートをぐるっと回って(ゴールデンサークルの名前通り)レイキャビクの街へ。少人数だったので帰る頃にはお互いの顔も覚えて、手を振って別れた。英語がぜんぜん聴き取れなくて(ガイドの人にも申し訳なくて)少しストレスだったけど、良いツアーだったな。

宿で街着に着替えて、ライブの時間まで少し時間があるので街歩きしてみる。

ハットルグリムス教会から少し坂を下ったところにあるレコードショップ「12 Tónar」。緑の屋根がかわいい建物。

同名のレコードレーベルが運営しているショップで、ビョーク、mum、Sigur Rosなどのアーティストの出会いの場になっていたんだそう。いわゆるレコードショップらしくないアットホームな雰囲気で、とても気持ちのいい場所だった。ここでお土産にレコードでも…と思ってたんだけど、そもそも日本でも試聴したことないし、作法が分からなくてそのままお店を出てしまった…勿体無い!

「Handknitting Association of Iceland」へ。地元ニッターが編んだ、アイスランドに伝わるセーター「ロパペイサ」が数多く並ぶお店。ロパペイサはアイスランディックウールを使っていて、肉厚だけど軽くて暖かいらしいから、ここで自分と家族にお土産を買えないかな…と思って来たんだけど、セーター2万円〜、カーディガン3万円〜となかなかのお値段。

インバーアランとかイギリスの良いセーターと思えば妥当な値段だと思うけど、思った以上にクラシック(野暮ったいとも言う)な柄で、現地の人が着こなしてるのは格好いいけど、日本人が福岡の街で着たらただの浪人生になってしまう…!と、結局買わなかった。値段が半分ぐらいならトライしてみたかったかな。

ライブ会場などを含めて着ている人は本当に多くて、愛されてる服なんだな…ということは分かった。

アイスランドの紀伊国屋的な書店「Eymundsson」。レイキャビクの街中にも何件もあって、本の他にもビョークなどの音楽を扱うコーナー、Vitraのインテリア雑貨コーナー、カフェスペースなどを備えている。アイスランドは自費出版が盛んらしいですよ。

腰が疲れてきたので、行ってきたかったカフェ「Mokka Kaffi」で休憩。あとから調べたら、街でいちばん古いコーヒー店なんだそう。クラシカルだけど全体的に簡潔に物が置かれた店内で、とても居心地のいい空間だった。

頂いたカプチーノ(600円ぐらい)。これと前日に買ってきていたSANDHOLTのシナモンロールでおやつにした。
とても落ち着くお店だったので、腰を休めつつ日本に向けてinstagramを一生懸命t更新していたら、向かいの席の女性が声をかけてきた。

「写真を撮ったんだけど、要る?」
「イエス」

「AirDropできる?」
「メールでお願いします」

で、送ってもらったのがこの写真。一人旅なので、自分が写ってる写真がぜんぜん無かったので嬉しかった。

ライブの時間が近づいてきたので、お店を出て会場に出発!この日のお目当てはSnail Mail。
注目度も高そうだから、会場に入れるといいな…。

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