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Reykjavík
アイスランドへ(12-1)レイキャビク街歩き〜お土産探し
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2018.11.21

アイスランド滞在も4日目。5日目は朝から空港なので、実質的に最終日。やり残したことがないよう、とにかく動き回る一日になった。

まずは宿の隣りにある地熱プール「Sundhöllin」へ。1937年にオープンした、レイキャビクで最も古いプール。ハットルグリムス教会をデザインした建築家、グズヨゥン・サミュエルソンが手がけている。

プール内は撮影禁止ということで、更衣室だけスマホで撮影。タイル張りの雰囲気のある空間だった。中に入ると屋外・屋内の2箇所にある25mプールのほか、ホットバス・サウナなどもあり、少しだけ泳いだあと、朝風呂に浸からせてもらった。もちろん水着+混浴なので色んな人種の男女を見ることになるんだけど、こっちの人は日本では考えられないぐらい体の大きな人が多くて、ファッション誌が痩せ過ぎたモデルやPhotoshopを禁止にするのも分かるな…と思う。

余談だけどSundhöllinのWebページはレイキャビク市のサイトの中にあるんだけど、サイト全体がとてもシンプルで見やすい作りになっていて、さすが北欧デザインだなと思った。こんな仕事がしたいものだ。

お風呂上がりの朝食は、ずっと行こうと思っていた地元の人気コーヒーロースター「Reykjavík Roasters」。

レトロな建物とロゴのデザイン具合が丁度いい感じ。

日本だとコンクリートの建物をいかに洋風にするか…というところに力を入れて「おしゃれ」にする必要があると思うんだけど、こっちは建物自体に雰囲気があるから、無理な力が入って無くてとても自然で、家みたいな雰囲気。とても居心地が良かった。お客さんも入れ替わり立ち替わり来ていた。

カプチーノとチョコレートマフィンで1000円ぐらい。どちらも美味しかったけど、カップがもう少し大きいと嬉しかったな。

朝食の後は坂を登ってハットルグリムス教会。昨日のブラックサンドビーチで見てきた柱状節理を模したデザインになっていて、高さは73mとアイスランドで最も高い建物でもある。

手前の像(アイスランドからアメリカ大陸に渡った初めてのヨーロッパ人、レイフ・エリクソン)の裏にあった文字。書体が面白かったので写真を撮っておいた。

教会の中はこんな感じ。日の出前だったので、ちょっと暗い。

パイプオルガンも柱状節理の形になってる!

ここには展望台があって、1000円を払って上に登ると…

街を見下ろすことが出来る。天気は生憎の曇り空だったけど、ビルも含めてカラフルな三角屋根の建物が多くてかわいい。レイキャビクは大きな建物が本当に少なくて、歩いていて心地のいい街(町)だなと思う。
ここから見える景色は、今回参加しているフェス・Iceland Airwavesの会場になっているエリアとほぼ一致してて、右上に見える黒い建物が夜に行く予定のコンサートホールHARPA。

ここからはお土産を求めて町を歩いてみることに。お土産屋さんで売られているアイテムは「いかにも」というデザインのものが多く、価格も高めなので(UFOキャッチャーの景品みたいなシロクマやアザラシのぬいぐるみが売られてて、かわいいかも…と値札を見たら4000円とか)、他で探そうというのが狙い。

ここは一昨日も訪ねた書店・Eymundssonの別の店舗。

Avant Garde系のフォントでタイトルが書かれた短編小説の文庫本が素敵だった。ペンギンブックス、こんなのも出してるのね。

お菓子を求めて安売りスーパー・BONUS(いい名前)に行ってみたり…

「HANDMAD ICELANDIC CHOCOLATE」の文字に惹かれてショコラティエ「Stefan B.」。400円〜1000円ぐらいでハンドメイドのチョコレートが並んでいて、ここでお土産を購入。

こっちもチョコレート屋さん。ガイドブックを見てチェックしていた「Vinberid」。1粒単位から買えて、ハンドメイドのものから箱入りのものまでバリエーションが豊富。ここで専門学校や事務所で配るチョコレートをまとめ買いした。

買わずに見てただけだけど、雑貨店「hrim」。カラフルな外観の通り、ポップなセレクト。

国外のものも多かったけど、これはたぶんアイスランド製かな。カップ3000円〜ぐらいと買いやすく、お土産に良さそうだった。

アパレルショップ編。AirwavesのオフィシャルTシャツなどを作っている現地のアウトドアブランド「CINTAMANI」。アイスランドにはいくつかのアウトドアブランドがあったけど、その中でも一番デザインがシンプルで、街でも着られそうだったのはここのブランドだったな。

通りを歩いていて気になったセレクトショップ「kvartyra49」。カラフルなセレクトがいかにもアイスランドっぽい…と思ってたら、サイトを見るとロシアや韓国からの商品が多いみたい。でも個性が強くて好きな雰囲気だったな。コーヒースタンドも併設だったりと今風のお店だった。

古着屋さんも何件かあったけど、アイスランドセーター(ロパペイサ)があるぐらいで、あとは割と普通のラインナップだった。

他にはアイスランドのデザイナーの商品を扱う「KIOSK」や、オリジナル+セレクトの「Geysir」も良かった。特にゲイシールはメンズ・レディス・ホームの建物に分かれていて、それぞれに個性のあるセレクトをしていて印象に残った。ガイドブックだとアウトドアウェアのお店だと思ってたので、良い意味で裏切られた。

海外に行ったときのお約束・中古ゲーム屋さんもちょっとだけチェック。こんなに渋いソニックは初めて見た…。あまり時間が無くてよく見られなかったけど、音楽CDとPS系が多いなーという印象だった。

一旦、宿に戻って買ってきたお土産を並べてみる。左上のHraunはアイスランドの溶岩をイメージした形のお菓子で、現地の定番らしい。値段も安いので、学校でばら撒き用に複数購入。キーホルダーは息子から頼まれていたもの。

左下のカードと十字架のステンドグラスのピンバッジはハットルグリムス教会で。カードは活版印刷されていて、ゆるいイラストが可愛い。omnonのチョコレートはアシスタントの福田さんに。Pinterestとかでよく見かける、アイスランドのデザイン。

「街でいちばんのパン屋さん」SANDHOLTのパンも買って帰れたらいいのに…と思いつつ…

代わりにジャムを購入(900円)。ラズベリーとチェリーだったかな。

お土産はこんな感じ。自分と家族用にニットを買いたかったけど、ピンと来るものが無かったのは残念だった。靴下ぐらいなら良いものがあるかなと思ってたんだけど。

ランチは初日に行って雰囲気がとても良かった「Bergsson Mathus」。表に「TODAY’S FISH – アイスランドに来たのにハンバーガーばっかり食べてない?」みたいな文言が書かれていて、最終日はここで魚料理を食べよう!と思って行ったんだけど…平日のメニューだったみたいで、スープならあるよと言われて泣く泣くスープを食べた。トマトスープと自家製パン、バターのセットで1300円ぐらい。バターが美味しかったな。器も素敵で、いつかまた来られたら魚を食べよう…。

食後はコーヒーを求めて少し離れたNORDIC HOUSEへ。フィンランドのアルヴァ・アアルトがデザインした文化施設。

中には図書館やキッズコーナーがあり、アアルトらしいインテリアと合わせて楽しむことが出来る。

通路に積んである椅子、持って帰りたいな〜などと思いつつ。

AALTO BISTRO。ここでお茶するつもりだったんだけど、満席で入れず。チョルトニン湖に面した眺めの良いレストランだった。

ホールではAirwavesのOFF Venue(無料イベント)で子供向けのDJパーティーが開かれていた。テーマは90年代のノルディックミュージック。子供にダンスを教えるお母さんのキレが良かった。文化の違いを感じる。

入り口ではメイクコーナーがあったり。こういうの、いいな。

展覧会のサインの文字組みなんかもしっかりチェック。日本での仕事も、これぐらいスマートに決めたいものだ。

チョルトニン湖をぐるっと回って街に戻る。

デザイン系のWebメディアでロゴデザインが話題になっていたThe Reykjavik Art Museum。立体の三角形のロゴが特徴的だけど、ファサードのこの屋根のインパクトも負けてない。

展示ガイド(左)や施設案内(右)の印刷物はこんな感じ。NYのホイットニー美術館以降の流れだと思うけど、これまでの美術館は建築によって差別化を図ってきたのが、WebやSNS上で情報が流通することが増えた現在では、こういうインパクトの強いロゴ・グラフィックデザインを使うことで、コストを抑えて見る人の印象に残るものが作れるという好例だと思う。

バッグもロゴの配置だけで出来てるんだけど、ペイズリー柄みたいになっていて面白かった。
使わないトートバッグが家に山のようにあるので買わなかったけど、お土産用に買っておけば良かったな。

サインも三角形。全てアイスランド語と英語のバイリンガル表記になっていた。

展示は…まあ普通だったかな…。ここもAirWavesのライブ会場になっていて、ホールからずっとリハーサルの音が漏れてきていて、ゆっくり作品を鑑賞する雰囲気でもなかったのがちょっと残念だった。

1枚のチケット(確か1400円ぐらい)で、ここを含む3箇所のギャラリーを回れるようになってたんだけど、閉館時間が間近で他の2つを見られなかったけど、まあ仕方ないか。

日が暮れてきたので、今日のIceland Airwavesの会場へ移動。いよいよ最後の夜!


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