taromagazine™ / taro misako
Iceland
アイスランドへ(13)旅の終わり
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2018.11.26

4日間のアイスランド滞在期間も終わり、5日目の朝。出発する前に、気になっていたプレーン味のSkyrを宿で食べてみることにしたんだけど…甘みが全く無いタイプで、これを200g食べるのは結構しんどかった。ジャムとかソースを載せて食べるのかな。

宿を出て、ピックアップのバスを待っている間にスマートフォンでflybusのバウチャー(予約票)を出しておくか…と思ったら、急にインターネットに接続出来なくなっていることに気付く。印刷したものは紛失してしまったし、どうしよう…と焦ったけど、ピックアップのバスにWi-Fiが通ってたので接続してどうにか対応できた。危なかった〜。

インターネットに繋がらなかったのは、どうやらSIMカードの3GBを使い切ってしまったからみたい。ライブ待ちの間に、instagramにせっせと動画をUPしたりしてたもんな。それにしてもまさか使い切るとは思わなかった。

ピックアップバス→バスセンターでflybusに乗り換えて1時間弱でケフラヴィーク空港に到着。チェックインがセルフのみなのも慣れてきたぞ。空港のロゴがICチップとか指紋認証を連想するデザインで、ブレードランナーっぽくて好きだ。

スーツケースを預けるのもセルフ。これは日本の空港にもありますね。

空港内で、全然期待していなかった免税店に寄ってみた…んだけど、安い!

レイキャビクの街で1300円ぐらいしたomnonのおしゃれチョコレートが900円な上に、2枚買うと3枚目が無料!板チョコにそれほど興味が無いので買わなかったけど、街で1枚買っていたので悔しかった。

後から調べてみたら、アイスランドの食料品の税率は24%。街中にDUTY FREEの表示もあまり見当たらなかったので、今度来るならお土産はここでまとめ買いだな…。

アルコール中毒対策のため、街では販売が制限されているビールもここでは購入可能。一本250円〜と安いので、手荷物が重くなるのが気にならない人は制限いっぱいまで買ってみるのもいいのでは。事務所で何人かに配ったけど、とても好評だった。自分の分も買っておけば良かったな。

空港内にはカフェやレストランが入ってたんだけど、免税店で心にダメージを受けていたこともあり、一番安そうなところでサンドイッチとコーヒーを購入。合わせて1180円。あと20時間後にはコンビニで300円出せば買える組み合わせ…と思いつつ…。

コペンハーゲン行きの機内へ。行きは初めて乗るローカルな航空会社だったんだけど、帰りはコペンハーゲン〜成田と同じスカンジナビア航空だった(映画が見られたりするディスプレイは無し)。写真左のテトラパックは牛乳。コーヒーフレッシュが苦手なので、これは嬉しかった。日本ではブラックコーヒーに牛乳を入れられるからスタバが好きなんだけど、アイスランドではスーパーのテイクアウトコーヒー売り場でもフリーの牛乳パックが置かれたりしていて、羨ましかったな。

3時間のフライトは、うとうとしたり予め購入しておいた近藤聡乃さんの「A子さんの恋人」を読んだりしていたらあっという間だった。同じ近藤さんの「ニューヨークで考え中」は、益田ミリさんの「美しいものを見に行くツアーひとり参加」と合わせて、海外に改めて興味を持つきっかけになった本。淡々とした世界観の中に、じんわりと心温まる瞬間が混ざるのが心地良い。

A子さんの恋人 1巻 (HARTA COMIX)
KADOKAWA / エンターブレイン (2018-09-15)


コペンハーゲンでのトランジットは3時間。現地のセブンイレブンでホットドッグを買ってみたら、穴の空いたパンにケチャップを流し込み、ソーセージを挿し込むという簡略化タイプでちょっとびっくりした。アメリカンドッグみたいな味でした。

それと、北欧に来て驚くのはカンケン(↑の四角いバッグ)率の高さ!スウェーデンのメーカーだからか、日本で吉田カバンのバッグを見かけるのと同じぐらい良く見かけた。僕自身もこれまでに2個を使ってきて、プロダクトとしての面白さ、使い勝手の良さは良く知っているので、そうでしょうそうでしょう、と思いながら観察していた。

コペンハーゲンから成田へ。夕食のメインは行きとほとんど同じ牛肉の煮込みとマッシュポテト。サラダのドレッシングがバルサミコ+オリーブオイルなのが嬉しかった。クラッカーが付いてるのも北欧っぽいなと感じた。これを赤ワインと一緒に食べて、映画「Kingsman」を観てたら眠たくなってきて、11時間のフライトも気が付けば残り3時間。

キングスマン、あまりに面白くなくてひょっとして続編か…と思ったら1作目だった。スーツが目玉なのに、主人公のスタイルが悪くてあまり似合ってなかったのと、終盤まで活躍の場が無いのでとにかく退屈だった。上映当時はけっこう評判が良かったので、面白かった人の意見を聞いてみたいな。

そうこうしている間に、着陸前の朝食。軽いラップサンドとカットフルーツ、ヨーグルトのかなり軽いもので、ある意味ヘルシーだけど、体の大きい外国の人はこれで大丈夫なのかと心配になるぐらい。

行きは寝ないでゲームしたり映画を2本観たりしてけっこう疲れたけど、帰りは眠れたので楽なフライトだった。

成田に到着。6年ぶりの国際便、次に乗るのは何年後か…

空港で見かけた、使い込まれたカンケン。日本だと女性が使ってるのをよく見るけど、今回は男女半々ぐらいだったな。ナイスバッグ!と言いたくなった。

キャリーバッグも行きに比べると、ふっくら。

行きは福岡→成田だったけど、帰りは羽田→福岡なので成田から京成バスで移動。途中で銀座で下車してギンザ・グラフィック・ギャラリーに寄ったり、SONY ParkでTORAYA CAFEのあんペーストを購入した。

夕食前に福岡に到着。移動も含めて6日間付けっぱなしだったリストバンドともこれでお別れ。

12年ぶり(前回はロンドン)の海外ひとり旅、1週間も事務所を留守にして大丈夫かなと思っていたけど、アシスタントの福田さんが頑張って対応してくれたおかげでMacも持っていかずに済んだし、スケジュールにも穴を開けることなく旅することが出来て本当に有難かった。

ロンドンのときは現地で地図を購入して道に迷いながら行き先を探したり、現地から手紙を出してみたりしたけど、今回は現地で使えるSIM+スマートフォンのおかげで、行き先はGoogle Mapで分かるし、日本の様子もInstagramやTwitterで分かるしで、遠くに来た…という実感は少なめだった気がする。良くも悪くも。

Sigur Rosの音楽がきっかけで行ってみたかったアイスランドも、実際に行ってみると風景に圧倒されたり音楽に感動したりする一方で、日本と変わらずに流れる時間や街の日常があった。映画「Heima」を観ていたときには完全にイメージの世界だった現地が、実際に行くことで自分の世界の一部になったような感覚があって(ロマンシングサガ2の地図を想像して頂ければ…)、行くことができて本当に良かったと思う。
BGMやカメラワークも色調整も無い、自分自身の体で感じる旅。いちばん行きたい国に行ってしまったので次の行き先は分からないけど、また機会を作って出かけてみたい。

たった7日間の旅行を17回のブログ記事にしてしまって、旅慣れた人から見られるのが恥ずかしいし、起こったことを淡々と記録していく文章のスタイルで、面白みも無かったかもしれないけど、自分にとっては大事な経験だったし、忘れないように記録しておこうと思って更新してきた今回のシリーズ。5年、10年と経って、忘れた頃に読み返すのが楽しみ。

SNS上などで、読んでいることを教えてくれた皆さんもありがとうございました。15年以上ブログを更新していて、いちばんボリュームがある内容だったんですが、おかげで更新する気力が湧きました。
次回からは平常運転に戻りますが、これからもよろしくお願いします!
(写真はアイスランディックホースと筆者)


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