taromagazine™ / taro misako
PAST WORKS
23歳のときのデザインが出てきたので、20代を振り返ってみた
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2019.1.8

週末に部屋を片付けている時に、会社員時代に作った印刷物が出てきた。2004年と書かれているから、23歳のときの仕事だな。

僕は21歳でプログラマーとして就職し、28歳までの間に4つの会社に勤めてたんだけど、これは2番目に働いていた小さな印刷会社時代の仕事。左は建築士会の会報で、右は地元のバイク屋さんのチラシ。余白なんて考え方が無かった現場だったので、とにかく白地を埋めて文字をデコレーションするのに執念を燃やしていた。このときは会社に行って17時まで仕事して、終わったらGEOでガンダムのビデオを借りて帰るというローテーションの中だけで生きてた気がする。


ここから更に2社を挟んで28歳で独立したので、この5年間はセンスや技術がいちばん大きく変化した時期だったと思う。
何が変化のきっかけになったか、振り返ってみると…

・3番目の職場がタウン情報誌の編集プロダクションで、音楽のサンプル盤をもらったり試写会に行ったりと、文化的なものに触れる機会が増えたこと(そういう人達が集まる場所だったこと)。ついでにかなりハードな現場で、泊まり込みで仕事するようなケースもザラだったので、体力と根性が鍛えられた。

・4番目の職場はセレクトショップやヘアサロンなど、ファッションに関わるデザインに特化した会社だったので、初めて自分の好きな世界と仕事が繋がった場所だった(給料は月14万円ぐらいだったけど)。入って1年足らずで閉鎖になってしまったけど、この職場で覚えたことは今の仕事のベースになっている気がする。逆を言えばそこから進歩がないという説もあるけど…。

・仕事をしながら宣伝会議のアートディレクター養成講座や東京で行われていたDESIGNTIDEなどのイベント、トークなどに出かけて行って第一線の人の仕事を見たり、話を聞いたりしたこと。そこに集まる人たちとのつながりができた。

・当時、福岡はちょうどカフェブームの真っ最中で、編集者の山村光春さんやイラストレーターの小池アミイゴさん、北村範史さん、ミュージシャンたち…カフェに集まる様々な人たちの活動に影響を受けた。

・こうした体験や自分の活動をブログを書くことで、周りの人に知ってもらい、より良い情報が集まったり、仕事のお誘いを頂くようになっていった。

などが少しずつ積み重なって、28歳で独立という流れになった。


この期間は職場もそれ以外も、自分の興味がある分野に身を置くことで経験や体験、人脈を増やし、ブログを組み合わせることでより効果的な変化を起こすことが出来ていた気がする。

それに対して、今の自分はどうだろうか。成長できる環境に身を置くことは出来てるかな?
ブログも今は一人語りがメインになっていて、自分と向き合うきっかけにはなってるけど、周りの人にとってはどうだろう?
15年前の仕事を見ながら、そんなことを考えた。