taromagazine™ / taro misako
ZOMBIE LAND SAGA
推しアイドルは「フランシュシュ」です
/
2019.1.18

先日、「アイドルを好きになりたい」という投稿を書いたら、facebookのコメントで「Negicco」や「でんぱ組」と並んで出てきた名前が「フランシュシュ」。ゾンビとして蘇った女の子たちが佐賀県のご当地アイドルを目指すアニメ「ゾンビランドサガ」に出てくるアイドルグループだ。


ゾンビランドサガはWeb上で話題になっていた1話だけ観て「プロデューサーのキャラが面白いな〜」と思ったっきりだったので、せっかくオススメしてもらったし…と続きを観てみたら…見事にハマリ、後半はライブシーンの度に震えるぐらい感動していた。声優さんたちのライブがあったら行ってみたいぐらい。俺的・推しアイドルの誕生である。


1話の導入は奇抜なものだけど、回を重ねるごとに王道の成長物語になっていき、登場人物たちのこともどんどん好きになれるような作りになっている。グラサンにジャケット肩掛けのプロデューサー・巽幸太郎のキレキャラは見ていて楽しいし、「ゲリラライブじゃい!」「山籠りじゃい!」という無茶振りにも妙に説得力があり、良いキャラクターだなあと思った。

アイドルを目指すゾンビの顔ぶれが、江戸の花魁、昭和アイドル、スケ番、平成アイドル、天才子役…とさまざまな時代や背景を持っていて、それを活かした小ネタやストーリー展開(昭和と平成のアイドル観の違いによるすれ違いとか)も面白い。

あと、作中で歌われる楽曲の歌詞と、ストーリーがリンクしているのでライブシーンの盛り上がりがすごかったなあ。実際のアイドルでもそういうことはあるんだと思うけど、こっちは創作なので作り手の力量が反映されるところだろう。愛ちゃんと純子ちゃんの和解回とか、リリー回は素直に感動したし、サキちゃんの回では出オチにずっこけたりと、とても楽しませてもらった。

細かいところだけど、露骨な水着やパンチラなどの萌え要素が抑えてあって、そういう要素に抵抗がある僕みたいな人でも安心して見ていられるのも良かったな。

そうそう、忘れちゃいけないのは「佐賀」要素。「佐賀」と「Saga(物語)」をかけてるんだと思うけど、福岡の人にも馴染みがあるドライブイン鳥や嬉野温泉、唐津駅などのロケーションが思った以上に使われていて、そういうのをチェックする楽しみもあった。

↑の写真は昨年の6月に唐津の展望台から撮ったもの。ここも終盤の重要な場所。このときは唐津の人にいろいろ案内してもらったんだけど、いたるところに「ユーリ!」のパネルが立っていたのが印象的だった。これからはゾンビランドサガのあれこれも並ぶんだろうな。

作品の元ネタになった「神撃のバハムート」のCygamesの社長が佐賀出身という理由で、佐賀を舞台にした作品になったらしいけど(Wikipedia情報)、まさか佐賀をメインにした内容のアニメでこれだけ面白いものになるとは全然思ってなかったな。
今回みたいなヒットがもう何本か出たら、佐賀県の見え方って変わってくるかもしれない。そう思わせるだけのポテンシャルがある作品だった。

Amazonプライムビデオで全12話と軽く観られるので、気になった人はチェックしてみてほしい。


tags: