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SENGANEN
仙巌園の仕事
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2019.2.1

仕事の打ち合わせのために鹿児島の観光名所「仙巌園」に行ってきた。仙巌園は薩摩藩主・島津家の別邸跡とその庭園、日本の近代工業の礎となった「集成館」が集まる場所。写真は邸宅を上から撮ってみたもの。

庭園は京都などで見るものよりダイナミックな印象で、これは大陸の影響が大きいのかな…と思った。

この日はあいにくの天気で桜島の姿がうっすらとしていたけど、鹿児島湾を池に見立てた景色はとても見応えがあった。

鹿児島に来たら食べねば…と思っていた「ぢゃんぼ餅(両棒餅)」。みたらし団子のような餅に、薩摩藩士の刀の大小に見立てた2本の棒が付いた郷土菓子。武士は当時の子供たちにとってヒーローだっただろうから、現代でいう仮面ライダーチョコみたいな存在だったのかもしれない。見た目は可愛らしいけど、全部お餅なので食べ応えがあった。仙巌園の近くには風情のあるぢゃんぼ餅屋が点在しているみたいなので、今度は行ってみたいな。

仙巌園の敷地内には薩摩切子の工場もあり、誰でも見学できるようになっている。以前から陶磁器の製造工程はよく見ているんだけど、ガラスを作っているところは初めて。

光に透かしながら複雑な模様を削っていくようだった。

たぶん仕上げの工程。若い方もけっこう働かれていた。薩摩切子は今回初めて間近で見たんだけど、自分の生活に取り入れられるかは別として、純粋に綺麗だなと思った。素材に錫が使われているらしく、持つとどっしりとした重みがあり、工芸品としての存在感を感じることが出来た。

切子工房の隣には、恐らく当時の建物を活用しているであるスターバックスが。島津家の丸十とスタバのセイレーンによるダブルネーム!

内部は施設に配慮してか、無音。落ち着いた雰囲気で休憩することが出来た。福岡ではこういうスタバを見ることは無いので、入ってみて良かったな。

仙巌園の仕事はこれから秋にかけてすこしずつ進んでいく予定。今後も何度か鹿児島に来ることになりそうだから、その度にいろんな場所を訪ねてみたい。