taromagazine™ / taro misako
FDS
福岡デザイン専門学校(非常勤講師)を卒業しました。
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2019.3.15

2018年度をもって、4年間勤めさせて頂いた福岡デザイン専門学校・グラフィックデザイン専攻の非常勤講師を卒業することになりました。

スタッフも増え、通常のデザイン業務の幅が広がったことで、打ち合わせや考えることに使う時間が増えてきて、毎週月曜日に丸一日(90分×4コマ)授業をする時間を取るのが難しくなってきたのと、体調的な理由もあります。


在職中は高専の電気工学科卒という、まったくデザイン教育を受けていない僕にとって、教える立場に立つという貴重な機会を頂きました。

学生たちと過ごす時間自体はとても楽しくて、年々接することが少なくなってきていた19〜21歳ぐらいの若い人たちの様子を見ながら、Macが目の前にあっても検索はスマホなんだな、とか、Illustratorをタッチパッドで操作することに違和感ないんだな、みたいなことを観察させてもらったり、若い人特有の「生きてるだけで楽しそう」な雰囲気や、逆に将来への漠然とした不安など、近くにいることで共有・共感できたことが沢山あります。

あと、彼女たち(女子が多い)は自分たちプロのデザイナーよりも知識や経験が少ないため、どちらかというとお客さんに近い立場なんだなということも感じました。なぜこのデザインが良いのか、悪いのか、どうすれば良くなるのか…ということを、実際に仕事で使っているテクニックや、参考にしている資料などを見てもらいながら説明することを続ける中で、お客さんと話すときの自分の振る舞い方が以前と変わってきた気がしています。今後のデザインの仕事についての大きな財産だと思っています。

ほかには、明らかに自分よりセンスの良い人や、思わずファンになってしまうような魅力的な人もたくさん居て、たくさんの刺激をもらっていました。美術大学に比べて難しい試験があるわけではないし(主観)、授業が決して厳しいわけでもない(これも主観)専門学校という小さな空間の中で、これだけクリエイティブな人たちが生まれているのはとても興味深いことです。


そんな学校を離れることには寂しさもあるのですが、続けていくのが難しい事情がある…ということで、すみません。
まずは手持ちの仕事に向き合いつつ、体調も回復させていくつもりです。
教えること自体には不完全燃焼感があるので、またいつか、どこかで機会が持てればと思っています。
(今日はアオバトの前崎成一さんのブランディング講座に行ってきます。僕自身、まだまだ勉強することが沢山あります)

最後になりましたが、クライアントワークがほとんど無い学生たちのために企業課題を…ということでご協力頂いた、ムーンスターさん、力の源ホールディングスさんなど、企業とご担当者の皆さん、デザイン事務所の雰囲気や、現場のデザイナーの声を聞かせたいと訪問させて頂いたデザイナーの皆さん、本当にありがとうございました。


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ここを見てくれている学生のみんなへ

学校は卒業してしまいましたが、僕はこんな感じで元気にしているので、いつでも連絡ください。
ポートフォリオを見てアドバイスさせてもらうとか、お悩み相談とか、愚痴とか…そういう機会も好きなので、お気軽に。
これからもよろしくお願いします!