taromagazine™ / taro misako
SPIDER VERSE
スパイダーマン:スパイダーバース(感想)
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2019.3.17

映画館、年に3回ぐらい行けば良い方だったのに、先週からもう3作も続けて観ている。それだけ興味のある作品の公開が続いてるってことだろうな。

先日紹介した『スパイダーマン:スパイダーバース』を吹き替え2D版で観てきた。
映像は評判通り最高!光の当たるハイライトの部分には網点がかかっている処理はアメコミを3DCGアニメで再現するための順当な手段だと思うけど、輪郭や遠景がホログラムのようにぼやける(印刷の版ズレのようにも見える)のは、新世代のスパイダーマン映画であること、異なる次元が一つになる現象の表現、主人公マイルスが世の中に溶け込めない気持ちを描いているようにも見えて、とても効果的なエフェクトだなと思った。

音楽と音響も良かったな〜。イントロの配給会社のロゴがさまざまなタッチで描かれる冒頭のシーンからシビレてしまったぐらい。

これだけでも百点満点!と言いたくなるところだけど、マイナス要素が目について、途中から付いて行けなくなってしまった。
1作目だから仕方ないかもしれないけど、導入や序盤が丁寧に描かれすぎているせいでテンポが悪かったり、マイルスが終盤までスパイダーマンの能力を使いこなせないせいでストレスが溜まるのがまず一点。

目玉である別次元の5人のスパイダーマンも、メインとなるピーターBパーカー以外の4人は扱いがとても薄く、主人公とのコミュニケーションも殆ど無いまま帰ってしまうので、せっかくの楽しい素材が勿体無い!と思った。ゲームの話になるけど、この辺りのクロスオーバーは『スーパーロボット大戦』とかが知らない作品でも思わず観たくなるぐらい上手くやっているので、段違いの予算が掛かってるんだから頑張って欲しいところ。

今回のボス「キングピン」が特殊な能力もなく、ただの大きなおっさんというのも盛り上がらないし…と文句ばっかり言って申し訳ないけど、先日観たばかりの『仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER』がメタ的にもテンション的にもすごい怪作だったので、どうしても比べてしまう…。

Web上や自分の周りでは大絶賛なだけに、ちょっとハードルを上げて観すぎたのかもしれない。

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テーマ的には大好物だから、原作も読んでみたいな…と思ったら2巻目以降が売り切れてるのね。1巻だけ買ってみようかな。

あとグウェンがスーツ着てても着て無くてもかわいかったです。
アメコミのキャラクターも、だんだん日本っぽくなっている気がする。

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