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HOTEL SHE OSAKA
HOTEL SHE, OSAKAに行ってきた
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2019.6.4

ホテルは不思議な箱だと思います。世界中から、様々な人が、多様なバックグラウンドを持ってやってくる。しかし、今までのホテルはこれらを小分けに仕切ってバラバラにしてしまっていました。私たちはこの多様性を一つの空間に入れこんでみようと思っています。旅先で+αの出会いと、情報と、価値観を得られるホテルを作って見せようと。アナログレコードの音に耳を傾け、テラスのキャンドルとピザを囲みながら語らう、そんなホテルを大阪/弁天町に作ります。

お仕事を通して知り合った、ホテルプロデューサーの龍崎翔子さんが運営する5つのホテルの一つ「HOTEL SHE, OSAKA」。Webサイトinstagramなどで見ることの出来る写真のクオリティの高さにも驚くのですが、サイトの作りがとても好みです。

ページ数は一つ、情報は最小限で全体のコストを下げながら、写真や動画の撮影、モデル選定に他のホテルでは見たことのないぐらい力を入れるスタイル。
部屋の紹介ページすら無くて、予約ボタンを押すと外部の予約サービスのページにリンクし、そこでようやくお部屋のタイプが見られるようになっています。

もっと写真が見たい人はinstagramを使ったり、年齢層が高めの人は「じゃらん」でも見てくれ!と言わんばかりの割り切りがとても気持ちが良くて、僕も4年前に天神のプラザホテルさんのWebサイトを制作しているのですが、当時とはまったく違う思想で作られていて、これが最新のホテルWebサイトのあり方か!と衝撃を受けました。

そんな「HOTEL SHE, OSAKA」、先日大阪に行く機会があったので泊まってみることにしました。

Webサイトから受ける印象と、訪れてみて感じる印象の違いなんかは実際に行ってもらうとして、全室にレコードプレーヤーが置かれていて、フロントで借りた盤を自由に聴くことが出来るのは楽しいし、1Fに入っているコーヒーロースターでは新鮮な浅煎りのハンドドリップコーヒーが飲めてサンドイッチも美味しかった(夜はアルコールとピザが出てるみたいで、こっちも体験してみたかった)。

若いスタッフの方々の対応もとても親切で、それぞれがホテルの一員としての自信と個性を持っていることがひと目で分かったし(顔を覚えるのが苦手な僕でも見分けられる!)、こうした細かい要素の積み重ねが、普通のビジネスホテルとはひと味違った体験を提供しているんだなと思いました。

大阪のちょっと変わった手頃な宿、「HOSTEL 64 Osaka」ぐらいしか知らなかったのですが、良いところを見つけました。

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