taromagazine™ / taro misako
Almost Blue
喫茶陶花で北村範史 個展『Almost Blue』
/
2019.7.16

先日紹介した、北村範史さんの個展『Almost Blue』を見に篠栗の「喫茶陶花」へ。
1ヶ月ぶりのカーシェア。最近お気に入りのSALES『SALES LP』を流しながら向かう。


フロリダ州・オーランドを拠点に活動する、男女二人組のインディーポップデュオ。
少し前まではBeach Houseみたいな暗めの音楽が好きだったんだけど、最近はCrumbとか、軽めのものが好みかも。

久しぶりの喫茶陶花。建築家の宮城雅子さんが設計した豆腐のような外観は、何年経っても古さを感じない。
ギャラリーはこの奥にあるんだけど、喫茶でも作品が展示されていると聞いて先にこちらから入ることに。

席に案内してもらうと、目の前に見えるのは北村さんが何度もモチーフとして描かれてきた「球根」の作品たち。
喫茶の作品、絵が数枚飾られてるぐらいなのかな…と思ってたけど、こっちはこっちで『球根 2019』という、独立した展示になっていた。

以前に描かれた球根の絵と、それらを元に2019年に手を加えた作品が混ざって展示されている。

あとでご本人から「筋トレのようなもの」と伺ったけど、それがこうした展示になるのは北村さんの編集センスのなせる事だよなあと思う。

足元にあった、単色の作品と目が合った。量があってのこの一枚だと思う。

お昼時だったので、ランチを注文。本当に久しぶりだったし、初めて自分で運転して来られたしで嬉しかったので、ちょっとお高めな豚バラ肉のとんかつランチ(1500円)を頂く。バラのとんかつって珍しいですよね。お代わりのご飯がおひつに入っているのも相変わらずで嬉しい。オープンから15年経ったおひつ、いい感じに年季が入っていた。

喫茶を出て、隣りにあるバーガー トウカ&gallery to-kaの入った建物へ。バーガー〜が出来て初めて来たけど、ハンバーガー屋さんとは思えない純白の暖簾がきれい。

1Fのバーガーにも作品が展示されていた。北村さん、既製サイズを組み合わせた大判の作品を作られることがあるけど、あえて間隔を作って組み合わせるのが面白いなといつも思う。

吹き抜けのある2Fのgallery to-kaで『Almost Blue』展。これまでに描かれた作品を、青をテーマに再構成し、プリント出力した作品が展示されていた。
北村さんも在廊されていてお話を聞けたんだけど、ツヤのあるアート紙やマットな紙など、複数の質感の紙を使ったり、額装したりしなかったりでリズムを付けているんだそう。
空間全体が青い作品に覆われて、とても涼やかな場所が生まれていた。

吹き抜けの隣の通路では、デッサン作品や北村さんがカスタムしたTシャツ、バッグ、スニーカーなども販売。
北村Tシャツ、一時期は何枚も持っていたけどボロボロになるまで着倒したので、そろそろ新調したいところ。

今はなき大名のオレンジスパイスで出会って以来、ずっと気になっている鳥のモビールにも久しぶりに会えた。
北村さん、僕がててて見本市に山鹿灯籠のモビールを出展したときにも来てくれて、アドバイスも頂いたモビールの先輩なんです。

在廊日は手持ちの品物に北村さんがステンシルでを鳥を入れてくれるということで、MUJI LABOのユニセックスシャツを持参してお願いすることに。
まずは試着してマスキングテープで鳥を入れる場所を決めて…

ステンシルを当てて…

スプレーをひと吹き!

ご本人の前で緊張してピンぼけしてしまったけど、無事にオリジナルの北村シャツが完成したのでした。これは嬉しいな〜。

作品はもちろん、北村さんにも久しぶりに会えて、最近気になる「自分の展示をすること」についても少しだけど相談することが出来たし(自分にとってはとても勇気の要ることなので、いろんな人に向かって声に出してみる段階)、喫茶陶花のオーナー健吾さんにも思い出してもらえたし、慣れないカーシェアで来た甲斐がありました。


北村さん、健吾さん、ありがとうございました!



帰りはCrumbの出たばかりの1stアルバムを聴きながら、IKEAに寄って帰宅でした。