東京方面の人たちが電球で「来世」と書かれた作品の写真をUPしていて気になっていた、フランスを代表するアーティスト、クリスチャン・ボルタンスキー。
長崎県美術館での巡回展が始まっていたので、福岡から特急かもめに乗って観に行ってきました。
今回は回顧展ですが、会場全体が一つの作品(インスタレーション)として設計されています。古い写真や電球、古着といった日常的な物を使い、人が生きていること、死んでしまうこと…について考えさせられるような、祭壇のような空間です。
何も考えずにふらっと入って「きれいだなあ」「ちょっと怖いね」と感じるのも良いし、会場で配られている新聞のようなテキストを見ながら『Lifetime(人生)』というテーマについて深く考えられる展示だと思いました。
アニエスベーのファンとしては、同ブランドが出しているフリーペーパー(ポワンディロニー)参加アーティストの作品が大量に観られて嬉しかったです!
◯クリスチャン・ボルタンスキー ― Lifetime | 企画展 | 長崎県美術館