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REMOTE WORK 28
リモートワーク日記28 – マイ・プライベート・アイダホ
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2020.5.3

朝から気分が浮かず、夕方までベッドで過ごす。
広告が気になって、FILCAという、KodakとかFujiのフィルムカメラライクなフィルターがかけられるアプリを買ってみた。撮るものが無いので布団を撮る。撮った時点でフィルターがかかるのと、サイレントシャッターが付いてるのはいいけど、UIがひどすぎるのとiPhone11Proの望遠・広角レンズに対応していないのはイマイチかな。

日中と夜の2回に分けて、気になっていたガス・ヴァン・サントの映画「マイ・プライベート・アイダホ」をNetflixで観る。
数年前に買ったA.P.Cの革ジャンが、この監督の作品にインスピレーションを受けて作られたものらしく、特にこの映画が好きとデザイナーのLowis.Wがインタビューで答えていたのが記憶に残っていたので。

男娼のリバー・フェニックスとキアヌ・リーブスが、リバーの母親を探してバイクで旅に出る話。
同性愛や近親相姦などを扱っているけど、全体的にとても冷静なまなざしで、主演の二人も傷付きやすい現実の若者として描かれている。1991年の作品だけど、今の感覚で見ても違和感の無い作りになっているのはさすが。
リバーが急激に睡眠欲に襲われる「ナルコレプシー」の設定も、弱さに拍車をかけていて良かった。

ベッドシーンも止め絵の連続…と思いきや、人が微妙にプルプルしているというユーモアのある演出だったり、アダルトショップに並ぶゲイ雑誌の表紙の男の子たちが動き出して会話するなど、印象に残る場面も多かった。

最初と最後に流れるスティールペダルの曲、良かったなあ。時間や場所の省略が多く、読み辛い海外小説みたいだったけど、観終わった後の感覚も良い短編小説のようだったな。

この監督の映画は「ビューティフル・ルーザーズ」しか見たことが無かったけど、他の作品も見てみたいです。