秋月の廣久葛本舗さん、前回の続きです。
蔵見学のあと、今度はお店の中へ。
本葛のほか、葛湯や葛そうめんなどの食品が並んでいました。
3/17(土)から3/20(火・祝)まで行われている「葛蔵開き」に合わせて到着した
活け込みの桜。店内の窓から大きな枝が飛び出していて、見応えがありました。
葛蔵開きのチラシのデザインは梶原さん。レトロ印刷のわら半紙に
葛の花の色をイメージした紫色が素敵です。
イラストの木版画は、秋月の文化を版画で残している作家さんがいらっしゃるそうで
その方の作品を使わせて頂いている、とのことでした。
店内ではお茶処もあり…ということで、葛そうめん(冬なので煮麺。値段忘れました…)を
出して頂きました。葛粉入りの素麺なのですが、葛の保水力でふわふわしていて
とても優しい食感でした。片栗粉が体を冷やすのに対し、葛粉には体を温める
効果があるそうで、風邪のときにそっと差し入れて欲しくなるお味です。
調子に乗って葛餅(690円)も注文。つるっとしたわらび餅のような食感でした。
かかっている黒蜜が美味しい!と言うと、秋月は水が綺麗だから
美味しい蜜ができるんです(もちろん葛もね!)…とのこと。
お店の隣にあるご自宅にも案内して頂きました。
普段はイベントなどのときにしか開放されないそうですが、お庭の造形が美しい!
蔵の職員の皆さんが、綺麗にお手入れをされていました。
この日持って来てたレンズだと、一番いい角度で写真が撮れなかったのが残念!
みんなでコタツに入って打ち合わせ。これからどんなお仕事になるか、楽しみです。
お店の裏の川辺は「男はつらいよ」第28作「寅次郎紙風船」の
ロケに使われたことから「寅さんの道」と呼ばれる、ちょっとした観光スポットになっています。
お店のレジの横に、ご自由にお持ちくださいな紙風船が置かれていたのは
この理由だったのか…と、後で気付きました!
3/17(土)から3/20(火・祝)まで行われている「葛蔵開き」では、
葛工場の見学(葛湯付き無料)のほか、葛にまつわる講演、甘木絞り、甘木刺し子の展示なども
行われています。週末にお出かけされる方は、ぜひ。
<おまけ>
大橋organさんのYODELで知って行ってみたかったワイン屋さん「葡萄月」。
秋月にあったんですね。読んでたはずなのに知らなかった…!
ちょっとだけお邪魔しましたが、美味しい貴腐ワインなどを試飲させて頂きました。
三迫家では家でお酒を飲まないのでお店に行ってもなかなか買うことが出来ず
いつも残念な思いをしています。寝る直前まで仕事をする習慣、どうにかしたいです…。
(時間が空いたらその分、ゲームに時間を使ってしまいそうですが…!)
本葛(くず粉)なら廣久葛本舗
http://www.kyusuke.co.jp
福岡県朝倉市秋月の葡萄月 ヴァンデミエール
http://www.facebook.com/note.php?note_id=319649231413948