(長いので、お暇なときに見てやってください)
スイス4日目、ハイジホテルで朝食を。旅行中、ここが一番ちゃんとした内容だったなー。
ゆで卵を自分で作ったり、果物からジュースを絞ったりすることができました。
今日は「アルプスの少女ハイジ」の舞台となった山に登ります。
まずはマイエンフェルト駅から街中へ。
駅からすぐ見えるのが「ハイジショップ」です。
窓や入り口のレイアウトが、うほほーいって感じでしょ?
グッズショップやカフェ、ミュージアムが入ってましたよー。
ミュージアム、微妙そうだったのでスルーしましたけど…。
山に行く途中には、住宅やお店が並んでいます。
こんな感じで壁に絵を描いてたり…
バラ好きにはたまらない光景…!
窓際にはお花の他に、こんな手作りの人形を置いているお家も多かったです。
石に絵を描いて組み合わせているだけなのに、この雰囲気!
子どもの頃からミニ四駆やガンプラなどの大量生産品に囲まれていた
僕には到底真似できそうにありません。うらやましい。
これまでに通った街に比べると、昔ながらの吊り看板を出しているお店が多くて
大変ツボなエリアでした。時間があれば、もっと色々歩いてみたかった…。
ピクトグラムもハイキングしてる案内板に従って、さらに歩くと…
2匹の子ヤギと一緒に、ほーらあの子が駆けてきそうな場所に!
この辺りですでに道に迷い、観光スポットの「ハイジの泉」を見逃してしまったのですが、
次は「ハイジの家」を目指してさらに登ります。
到着。ここはハイジの家を再現した施設で、等身大の人形などが置かれていて
実際の暮らしぶりなどが分かるらしいのですが、ここも微妙な雰囲気だったので
またもスルー(決して入場料が惜しかったわけではないですよ…)。
周辺は道路こそアスファルトで舗装されているものの
ハイジの暮らしている雰囲気を、ちょっとだけ感じることが出来ました。
同じ敷地にあるショップに入ると、ここからお手紙が出せるので
eさんはエアメールを送ったりしていました。右に写っているのは、お店の女の子。
店番をしているお母さんと一緒に来ているらしく、終始ヒマそうでかわいかったです。
グッズは大味のものが多いのですが、中にはこんな手作りのかわいいものも。
へー意外とあるじゃないですかー(えらそう)と思っていると、
どこを狙っているのか分からないキャラクターデザインのハイジがいたりして
(声は絶対花沢さんだろう…)、いろんな意味で飽きさせません。
隣にはちゃんとヤギも飼われていましたよー。
遠くに見えるのは出発地点の町。2時間弱で、もうあんなに遠くに!
マイエンフェルトのハイキングは、ここまでが「赤のコース」と呼ばれるもので、
ここからさらに上級の「青のコース」に入ります。
足を踏み入れた途端、急に森の中へ…
オンジ が あらわれた!
ハイジ が あらわれた!
せいかく の わるい ペーター が あらわれた!
ここから2時間ほどずっと山を登っていくのですが、途中には掲示板がいくつもあり
ハイジのストーリーと共に、木彫りのオブジェが飾られています。
ペーター、原作ではハイジと仲良くするクララの存在を妬んで、
車椅子を崖から落として壊しちゃうんですって。昼ドラ!
同じルートを歩いていた、3人家族。スイスのハイキングコースには
必ずと言っていいほどベンチがあって、素敵な景色が眺められます。
途中、バテバテになりながらたどり着いたのが、こちらの「牛エリア」。
この先に目的地があるのですが、牛の放牧エリアになっているらしく
猛烈な地雷原(フン祭り)でした。これはかなり精神的ダメージが大きかった…。
ここで遊んでたらハイジ、大変な状態になりそう…と思いつつ、目的地の
「ハイジヒュッテ(山小屋)」に着きました。オンジがミルクやスープを出してくれると聞いて
ぜひ行ってみたかったんですよー。ハイネケンのパラソルが、眩しい!
メニューを見て気になった「MOHL」というシードル(リンゴのサイダー?)を注文。
アルコール抜きを頼んだんですが、入ってたほうが美味しかったと思う、とeさん。
こちらがお目当てだったスープです。麦や野菜が入っていて、eさん曰く
「豚汁みたいな味」とのこと。僕はと言えばメニューがドイツ語で読めなかったので
適当に注文したら、ヤギ肉の超巨大なウインナー(しかも味はサラミ…)と
バケットだけという、炎天下では拷問とも言えるランチになってしまいました。あああ。
お店のみなさん、家族経営だと思うんですけど
調理中以外は、木陰でのんびりお茶してました。いい暮らしですね。
ランチを食べて、隣の「イエニンス」の町へ向かいます…
が、ここからがきつかった。日頃の運動量がeさんより少ない僕が先にバテてしまい、
なかなか先に進まず…。景色も凄く綺麗だったのですが、カメラを構える気力も無くなって
写真も残っていないという…。帰国したら、もうちょっと運動します…情けない…。
2時間ほどかけて、町が見えてくるとようやく気力も復活してきました。
この町、宮崎駿たち「ハイジ」スタッフが取材に来たんですって。
なるほど確かにどこかで見たことのあるような地形だなあと感じました。
左手にワイン畑を見ながら、マイエンフェルトの町に戻ります。
戻る途中、いくつかのワイナリーや、ワイン屋さんっぽいお店を見つけたので
その中の一つに入ってみることにしました。
写真のリース、コルクで出来てるんですよー。素敵!
中に入ると、素敵なおばさまがワインを試飲するよう進めてくれたので
飲んでみると…美味しい!スイスは全国にワイナリーがあるのですが、国内の消費量が
生産量を上回っているらしく、海外ではほとんど飲めないんだとか。
気が付いたら3〜4杯ぐらい飲んでしまい、熱中症状態だったので
へろへろになってしまったのですが、お土産に2本のワインを選んで購入しました。
(お店の人がドイツ語しか話せなかったのですが、eさんが気合で対応してた)。
「もうちょっと飲んでいく?」と言われつつ、お店を後にして酔いを冷まし、
チューリッヒ方面行きの列車に乗り込みます。
マイエンフェルトのハイキング、すっごく楽しかったのですが
普段あまり運動していない方は、気をつけて行ってくださいね(経験者談)!
この日はチューリッヒ近くの町「Richterswil」のユースホステルの個室に。
フロントのお姉さんがきれいな人で、「絶対顔で選んでいる…!」と、我々。
目の前にチューリッヒ湖があって、湖畔でビーチバレー(?)をする男女で賑わっていました。
※湖畔だと「ビーチ」じゃなくてなんなんだろう…
翌日はスイス最大の町、チューリッヒに向かいます。