
お友だちのケンタロさんご夫妻に誘ってもらって、ライター・翻訳家の野中モモさんを囲む会に。
野中さんはzineのオンラインショップLilmagを運営されていて、
僕がzineというものの存在を知って初めて辿り着いたサイトだったので、ドキドキしながら同席させて頂きました。
野中さんが持って来られていた海外のzineたち。
今回の集まりのきっかけになったシモヅマさんが、野中さんのために作ったzine。
Lilmagで売られているパッチ(あて布)をリュックサックに。
ささき先生(祝・インターウォール出版!)にGBAのMOTHER3を貸してあげる
ささき先生がシモヅマさんにYeYeの魅力をプレゼンする(2次会のうどんウエストで)
Lilmagで扱われているzineは、Nieves以降のいわゆるアートブック的なものより
昔ながらのファンジン的な要素が強いものが多い気がします。
単純に文章や画像だけならブログやSNSでもいいのでは…という考え方もありますが、
文章や写真を切り貼りしたり、絵を描いたりと、「そのとき、その場所で」
何かを作った人の痕跡が残っているのが魅力のひとつだな、と再認識したのが今回の発見でした。
古いものから最近のものまでさまざまなzineたちを見せて頂いて、
人は年をとって大人になってしまうけど、こうした気持ちを持った瞬間はたぶん誰にでもあって、
こうして作られたzineたちが誰かの手に渡り、その人の心をじんわり温めるんだ…と
想像すると、思わずじーんと来てしまいました。
野中さんが翻訳された「ガール・ジン」は本格的な研究書だそうなので
(読んでなくて本当にお恥ずかしかった…買います!)これから勉強してみようと思います。
Lilmag—-zine and other publications.
http://lilmag.org/