薬院のcafe sonesが入っているビルの6Fにあるギャラリー「シゲキバ」で、九州在住7人のデザイナーによる展覧会
「かわいいと向きあってみる 展」が2/16(月)まで行われています。出展者は以下のとおり。
・稲田 ゆきこ( デザイナー )
・江副哲哉( あおいろデザイン デザイナー )
・古賀義孝( アートディレクター、グラフィックデザイナー )
・羽山潤一( DEJIMAGRAPH デザイナー・アートディレクター )
・松本千里( グラフィックデザイナー )
・山之口正和( アートディレクター・デザイナー )
・吉村隆治( デザインチョップ デザイナー )
この7人は昨年3月に行われた資生堂のクリエイティブディレクター・澁谷克彦さんの公開ワークショップに
参加したことをきっかけに集まったメンバーだそう。個人的にも仲良くさせて頂いている人達なので、
もし自分が参加したらどう向き合ったらいいんだろう…と思いながら見学に行きました。
結論からいうと、当たり前なんだけどみんなデザインのプロなんだな!と改めて感じました。
僕だったら「かわいい」について普段感じている、自分の中のドロドロとした気持ちやら欲望やらが
だだ漏れになった表現になるか、結局まとめ切れずにおしゃれっぽく仕上げてお茶を濁すことになる所を
それぞれがアプローチ方法を考えながらデザインしているのがはっきりと分かって、
それでいて一人が複数作品を作っていたりするので、これは真似できないな…と思いました。
吉村さんのアニマルフォント。
江副さんの水玉トイレットペーパー
古賀さんのオノマトペ絵本
稲田さんのイラッとする猫。イラッとするのにかわいいと感じてしまう微妙な感覚が形になっていて
猫派の人は思わずその場で買って帰りたくなるんじゃないでしょうか(僕はメカ派)。
…と、ここで猫派とメカ派、と書いてみると、そうか「かわいい(Kawaii)」と言っても
きゃりーぱみゅぱみゅ的なアレじゃなくて、フェティシズムが感じられていれば成立するのかも!
と気付いたのは、いい発見でした。
「かわいいと向きあってみる 展」は薬院シゲキバで2/16(月)まで開催中です。
ちょうどアジア美術館で専門学校や大学の卒制展もやっている時期なので、これらと比べてみるのも楽しそう。
「かわいいと向きあってみる 展」 | シゲキバ
http://sigekiba.com/news/1856/