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FUKUOKA INTERNATIONAL FILM FESTIVAL
福岡国際映画祭/ネオシネマップ福岡 オフィシャルトートバッグ

福岡市からのご依頼で、毎年秋に開催される国際映画祭「アジアフォーカス・福岡国際映画祭」と、その会期中に行われる商談会「ネオシネマップ福岡」のオフィシャルトートバッグをデザインしました。


最初のオリエンテーションでは「来日した関係者がSNSでトートの写真をアップする文化があるから、片面が映画祭、もう片面がシネマップのタイトルが入ったデザインで、ロゴは必須」というご要望を頂きました。

しかし、一つの面にタイトルとロゴが並ぶと同じ文字を2重に見ることになってしまい、散漫な印象を与えてしまうため、片面に2つのイベントのタイトル(=表面)、もう片面は文字が潰れないギリギリの最小サイズで2つのロゴを並べる(=裏面)という仕様にしました。

その後、表面のデザインに入りましたが、「FUKUOKA INTERNATIONAL FILM FESTIVAL」「NEO CINEMAP FUKUOKA」という2つが並ぶと、文字数が多くて2つのタイトルがあることがひと目で認識しづらいという問題がありました。

これを解決するために考えたのが、「FUKUOKA INTERNATIONAL〜」の方のタイトルのバックに四角のベタを敷き、文字の色を反転させることで「NEO CINEMAP〜」と視覚的に区別するというアイデアです。
さらに、普通に四角を使うだけでは物足りなかったので、四角形の縦横の比率を映画のスクリーンで使われている「シネスコサイズ(2.35:1)」にすることで、より映画祭のためのデザインらしい仕上がりになりました。

肩から下げるとこんな感じ。書体のセレクトや文字組のバランスはいろいろ迷ったのですが、最終的には自分が使いたくなる、持ち歩きたくなるノベルティということを意識して、スポーツやアウトドア系のブランドをイメージしたバランスにしました。

今回はトートバッグ自体の仕様から検討することが出来たので、全国や海外からさまざまなサンプルを取り寄せて検討を行いました。最終的には重い資料やPCを入れても安心感のある、ヘビーウェイトの生地を選び、肩がけでも手持ちでも使える持ち手の長さのバッグをベースにしました。

カラーリングは白のほか、フィルムのネガ・ポジをイメージした黒地のものも制作。どちらも福岡を拠点に全国でシルクスクリーンのワークショップを行ったり、福岡のステーショナリーブランド「HIGHTIDE」さんの印刷を行っている「OIL MOUNT PRINTERS」の日高太一さん(活版印刷の日高さんのご兄弟)に印刷をお願いしています。

こうして出来上がったトートバッグは、イベントの会場で資料を入れて配布されるほか、一般向けに販売も予定されているそうです。「使えるトート」を目指してデザインしましたので、街で見かけたらぜひお手に取ってみてください。

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Client: Fukuoka City

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Client: 福岡市

http://www.focus-on-asia.com/
http://neocinemap.asia

Year: 2019
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