編集者の浜野百合子さんからのお誘いで、佐賀県有田町にある有田焼の商社・KIHARAさんのWebサイトのデザインを担当しました。絵付けに使う呉須の色をイメージした紺をキーカラーに使い、PC・スマートフォン両方で見やすい、分かりやすいサイトを目指しました。
KIHARAさんでは自社企画の商品や、他社からの依頼を受けて企画するOEMにも力を入れています。そうした依頼の窓口になるよう「商品開発・OEM事業」のページを作り、メニューの先頭の方に配置したり、プロジェクト事例のページではクライアントの要望や解決策、開発のストーリーがテキストで語られるなど、情報を求める方に向けた、充実したコンテンツを用意しています。
こうした企画は浜野さんによるもので、普段自分がディレクションする案件ではなかなか作れなかったコンテンツなので、今後の制作に向けての良い経験になりました。
KIHARAさんではグラフィックデザイナー永井一正さんたちが参加するシリーズ「有田HOUEN」や佐藤可士和さんとのプロジェクト、リクルートで大原大次郎さんがADをされていた「169種類の藍色カップ」の制作を担当するなど、グラフィックデザイン界隈との活動も盛んに行われています。そんなKIHARAさんとお仕事が出来たのも嬉しい機会でした。