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ART WORKS UPON OUR MIND
九州芸文館「ココロに効くアート」

2015〜2016年にかけて九州芸文館で行われた『ちくごアートファーム計画2015〜筑後の環境と身体性 カラダに効くアート』から4年、続編となる展示『ちくごアートファーム計画2019 ココロに効くアート ―美はどこから来るのか』が開催されます。

今回もキュレーターの花田伸一さんからのお誘いで、広報物のデザインを担当しました。
『カラダに効くアート』のときは身体性がテーマだったので、躍動感のあるデザインを目指したのですが、今回は「ココロ」「美はどこから来るのか」がテーマなので、人の内面を覗くような、静かなトーンで制作しました。

キービジュアルは出展作家の一人である阿部幸子さんの、紙を細く切った作品の写真を使おうと思っていましたが、素材の解像度が低く使うことが難しく、断念。代わりに、僕の方で白い線を使って「こころ」という文字を描きました。それだけではあっさりした印象になりすぎたので、画面の下の方に線を溜めて「心」という漢字をイメージした形に仕上げました。
結果的に、他ではあまり見ないビジュアルができたのでは…と思っています。

印刷については、ピアノの表面のようなツヤツヤの黒が良いなと思い、黒を2回刷った上にシルバー、ツヤニスの4色刷を行いました。

展示は12/14(土)にオープン予定。会期が始まったら、写真を撮ってこようと思います。
会期後は記録集の制作も予定されているので、そちらの制作も楽しみです。


ちくごアートファーム計画2019 ココロに効くアート ―美はどこから来るのか

 九州芸文館(福岡県筑後市)を拠点に2014年度より風土、身体、自然などをテーマに取り組んできたアートプロジェクト『ちくごアートファーム計画』。今回は「美」をテーマに三人の美術家による展覧会を開催します。

 阿部幸子はひたすら紙を切り続けることで誰にも邪魔されないピュアな世界を紡ぎだします。元田典利は自身の家族の介護やアイドルへの憧れをテーマに空間を埋め尽くします。いわば自己救済とも呼べる二人の表現世界に対し、ウティット・アティマナは様々な表現者とともに社会の中で機能する芸術活動の可能性を模索しています。

 国内外で展開されるアートフェスティバルや市民参加型展示など、昨今の地方創生のうねりの中で芸術と社会とがこれまで以上に関わりを深め、芸術と経済とがより一層結びつきを深める現代において、本展では改めて芸術の出発点を見つめ、「美」の原点を探ります。彼ら三者三様の営みを通じて、時代・地域・言語の違いを超えて私たちのココロを揺さぶる「美」の源泉に触れてください。

◯会期
2019年12月14日[土]〜2020年1月26日[日]
開場時間:10時〜17時
休館日:月曜[ただし1月13日(月・祝)は開館、
翌1月14日(火)休館]、12月29日(日)〜1月3日(金)
入場無料

◯会場
九州芸文館
福岡県筑後市大字津島1131(MAP
公式サイト

◯出展作家
ウティット・アティマナ
阿部幸子
元田典利

主催:ちくごアートファーム計画実行委員会(福岡県、福岡県教育委員会、福岡県立美術館、筑後市、筑後市教育委員会、筑後商工会議所、NPO法人芸術の森デザイン会議、ちくごJR芸術の郷事業団)
共催:九州芸文館美術展実行委員会
助成:公益財団法人福岡文化財団/協力:有限会社明治館、株式会社千草
企画・監修:花田伸一(キュレーター/佐賀大学芸術地域デザイン学部准教授)
展覧会主担当:関岡絵梨花(福岡県文化振興課学芸員)
翻訳:岩本史緒/広報物デザイン:三迫太郎
※平成31(令和元)年度 文化庁 地域の博物館を中核としたクラスター形成事業

AD,D: Taro Misako
Client: Fukuoka Prefecture

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Client: 福岡県

Year: 2019
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